学問空間

【お知らせ】teacup掲示板の閉鎖に伴い、リンク切れが大量に生じていますが、順次修正中です。

メリル・ニューマン氏

2013-12-01 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年11月30日(土)21時34分56秒

>筆綾丸さん
以前、筆綾丸さんが北朝鮮に行かれたと書かれていて吃驚しましたが、団体観光旅行で北朝鮮を訪問して拘束されてしまったメリル・ニューマン氏の一件は洒落にならないですね。

---------
北朝鮮が米国人男性拘束を発表 「敵対行為」と主張

【ソウル=名村隆寛】北朝鮮を10月に観光目的で訪問した米国人男性が拘束されたとの情報に関し、北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、同国に対する敵対行為をしたとして、朝鮮戦争(1950~53年)への従軍経験がある米国人男性、メリル・ニューマン氏(85)を拘束、抑留したと報じた。北朝鮮がニューマン氏の拘束を認めたのは初めて。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131130/kor13113014140004-n1.htm

この方は直接には朝鮮戦争当時の敵対行為で逮捕されたとなっていますが、ニューヨークタイムズによれば、北朝鮮を批判する電子書籍を持っていたことも拘束理由のひとつだそうで、こんなのはいくらでもでっちあげることができますからね。

The written apology signed by Mr. Newman says he asked his guide to look for surviving soldiers from an action that he participated in against the Korean Peoples Army, and that he had brought into North Korea an “e-book criticizing the Socialist DPRK.”

(何故かNYTにリンクを貼ると投稿が拒否されてしまうのでリンクは省略)

中国が新たに設定した防空識別圏に関する問題も長引きそうで、東アジアの不安定要素は多々ありますね。
ま、放射能しかリスクとして想定できない人がまだまだ多い状況を変える上では多少のメリットがない訳ではありませんが。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金子堅太郎とホームズ判事 | トップ | 書評:丸島和洋著『戦国大名... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事