投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2016年 9月29日(木)22時11分34秒
>筆綾丸さん
トッドの新刊をやっと入手しました。
『文藝春秋』に掲載された記事はいずれも読んでいたので、ちょっと物足りない感じがしますが、「トッドの歴史の方法」は良さそうですね。
これから精読します。
>ご指示通り
理由も示さず全否定ですから、かなり感じの悪い書き方でしたね。
もともと私は邦画を殆ど観ないのですが、この夏は『シンゴジラ』に嵌り、邦画もなかなかいいものだなと思っていたところに、偶然、
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君の名は。を観てきたわ。ガキとカップルに挟まれた席で太ったオカマがLLサイズのコーラとポップコーンをむさぼりながら号泣している様を周囲に見せてしまって本当に申し訳ない気持ちになったわ。
というツイートを見かけたので、妙に気になって観てしまいました。
ただ、思春期の感受性みたいなものは私にはちょっと気恥ずかしく、違和感が積み重なって、後半はいささか苦痛でしたね。
ま、根が貧乏性なので最後まで観てしまいましたが。
「君の名は。」新海誠監督インタビュー
※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
フランスのしたたかさ? 2016/09/28(水) 20:55:12
小太郎さん
ご指示通り、やめておきます。
豊下楢彦氏『集団的自衛権とは何か』(岩波新書)第1章の次のような個所を読むと、国連憲章51条中の文言を「le droit inhérent」と仏訳できたにもかかわらずあえて「le droit naturel」としたのは、戦後の植民地経営などを想定したフランスの狡猾な作意だったのではないか(アメリカへの意趣返しも含めて)
、という気もしてきますね。
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・・・英仏案は個別的自衛権と集団的自衛権を区別する必要を認めず、かつての攻守同盟のようにいかなる制約もなく自衛権を行使する自由を確保しようとするものであったが、米国はあえて両者を峻別して集団的自衛権の概念を設定し、そこに「武力攻撃の発生」という限定を組み込み、安保理の権限を強調したのである。(30頁)
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD_(%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%BB%8D)
http://www.lemonde.fr/politique/article/2016/09/25/francois-hollande-reconnait-la-responsabilite-des-gouvernements-francais-dans-l-abandon-des-harkis_5003061_823448.html
国連憲章とは無関係ながら、数日前、オランド大統領は政府の責任を認め、アルキをエリゼ宮に招いて謝罪してました。来年の大統領選を意識した、不人気な大統領の演技にすぎないかもしれませんが。
小太郎さん
ご指示通り、やめておきます。
豊下楢彦氏『集団的自衛権とは何か』(岩波新書)第1章の次のような個所を読むと、国連憲章51条中の文言を「le droit inhérent」と仏訳できたにもかかわらずあえて「le droit naturel」としたのは、戦後の植民地経営などを想定したフランスの狡猾な作意だったのではないか(アメリカへの意趣返しも含めて)
、という気もしてきますね。
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・・・英仏案は個別的自衛権と集団的自衛権を区別する必要を認めず、かつての攻守同盟のようにいかなる制約もなく自衛権を行使する自由を確保しようとするものであったが、米国はあえて両者を峻別して集団的自衛権の概念を設定し、そこに「武力攻撃の発生」という限定を組み込み、安保理の権限を強調したのである。(30頁)
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD_(%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%BB%8D)
http://www.lemonde.fr/politique/article/2016/09/25/francois-hollande-reconnait-la-responsabilite-des-gouvernements-francais-dans-l-abandon-des-harkis_5003061_823448.html
国連憲章とは無関係ながら、数日前、オランド大統領は政府の責任を認め、アルキをエリゼ宮に招いて謝罪してました。来年の大統領選を意識した、不人気な大統領の演技にすぎないかもしれませんが。