キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

人と違うことやりたくてね

2024年05月23日 | Weblog
今日は白金台の八芳園で恒例のフランスワイン試飲商談会がある。
ここ数年出かけているが、幾つかのメーカーと此処で知り合い取り扱いを始めた。
まあ、過去に40年近いワインについての知見があるから、何処のワインが良いのか売れるのか分かっているが、近頃はどの生産者も真面目にやればかなり高品質のワインが造れるので、良し悪しを判断する舌や経験は不要になりつつあり、売れるかどうかを判断するカンが重要になってきている。

商売のセンスというのは生まれつきで、営業員にマニュアルなんか覚えさせても、売れないやつが売れるようになるなんてことはあり得ない。
だから世間で見かける営業員のマニュアル本なんてのは無用の長物だし、そもそも売れるやつはそんなもの歯牙にもかけない。
同様に凡百のワイン本を読んだところで、売れるワインを見いだせるなんてことはあり得ない。
過去40年間でそこそこのヒットを飛ばしてきたから、売れるワインを見出す能力はある程度持っていると自負しているが、以前はマス販売であったが、イナリヤトは資金力の乏しい小さな会社で、選ぶワインが根本的に異なるために違う視点から商品開発をしなきゃいけない。
美味いなと思うのは当然として、へーえと感心させられるような造りのワインが高い打率を稼ぎ出している。

元来、偏屈な性格故、巨人大鵬玉子焼きのようなものは嫌い、資生堂よりカネボウ、セブンスターよりハイライト、美空ひばりより江利チエミ、コカ・コーラよりペプシコーラを好んできたから、と言っても若い人には何のことか分からないだろうけど、まあ、勉強してください。
要は人と違うことをやるやつが好きで、ニッチなマーケットに熱狂的なファンを見つけるのが面白くてね。

話しがながくなったが、これから出かけて来るので ”乞う、ご期待!”なんてところかな。
今朝は3年振りくらいにカレン・ソウサを聴いているが、これもダイアナ・クラールをストレートに聴くのが恥ずかしくて、色っぽくていい女はいないかと探して見つけ出した。
近頃怖い顔になってきたが、若い頃はチョット色っぽくて魅力的だった。



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