キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

琵琶が鈴なりだ

2024年05月31日 | Weblog
昼飯はきつねうどんだったがシンプルにならない。
お揚げに蒲鉾にシメジに筍が入っていたので、卓袱に近いのかもしれない。
風邪で味が分からないというので、かなり濃い目の汁でチョット参ったが美味かった。

プレシネはOK牧場の決闘のその後を描いたもので、二度目か三度目だった。
このテーマはアメリカ人好みで、日本人の忠臣蔵に当たるんじゃないかな。
ワイヤット・アープの相棒のドク・ホリデーをやった役者が好きでね、開拓時代の西武は法治がいい加減だったと思うけど、直ぐに殺されるから生き方も刹那的になるね。

小室直樹と大越俊夫「人を作る教育 国を作る教育」を読むことにした。
大越俊夫は不登校の児童の学校をやっていて、そこへ小室が招かれ生徒に講演をする体裁で、それを文字に起こしたから、午前中まで読んでいた内容が分かりやすくなっている。
復習になり、物忘れが激しい僕にとっては有難い。

5時前に大磯方面へ散歩に出た。
途中琵琶を食べようと思っていたが、2か所でいただいた。
木によって場所によって味わいが随分違ったね。



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どう見ても梅雨の走りだね

2024年05月31日 | Weblog
霧雨が降る中、「磯っ子」へ行って来た。
短パン、Tシャツ、サンダルでカッパをひっかけて自電車を駆っていったが、運よく本降りにならずに帰ってこれた。
胡瓜、フルーツトマト、バジル、小松菜、百合を買った。
図書館でブラッド・メルドーなどCD5枚を借りた。
六所神社でのストレッチを危うく忘れるところだったが、戻ってちゃんとやって来た。

百合をカットグラスに生け、夏ミカンを持って8畳に来て、朝の音楽の続きを聴き、時々演歌が掛かるが効いたことが無い曲だ。
「歴史に観る日本の行く末」を読了した。
ここで一度川上弘美に戻らないといけないのだが、小室節にすっかり洗脳され、彼の著作を引っ張り出してきて読むことになるだろうな。

外国人女性歌手ってあまり聴かなかったが、若い頃ドナ・サマーとダイアナ・ロスのアルバムを買って聴いた。
たまたま僕の好みのリストからカー・サイモンが流れてきたのでそんなことを思ったが、この人がスタンダードジャズをカヴァーしたアルバム「Moonlight Serenade」が良くてね、年を取って声が掠れてハスキーになって、中森明菜と同じだね、この声に弱いのかもしれないなあ。

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夜来の雨で朝採り野菜は期待できず

2024年05月31日 | Weblog
6時半過ぎに台所へ下りた。
妻の具合が悪いので、昨夜は烏賊の炊き込みご飯を炊いて、シメジと筍の味噌汁を作り、キハダ鮪の刺身を切り、胡瓜の糠漬けを出し、空豆を焼き、シメジと山椒の実の佃煮とポテトサラダを出して、おもむろに「女城主大吟醸」を吞みだした。
烏賊の炊き込みご飯は我ながら上手く出来、分葱を振りかけ酒の肴にもしながら食べたが美味かった。

今朝はシメジと豆腐と青葱の味噌汁、伊佐木とカマスの塩焼き、キハダ鮪の刺身、胡瓜の糠づけ、シメジと山椒の実の佃煮で食べた。
伊佐木に塩が良く馴染んでいて旨味成分に変わっていたのか、やけに味わいが良かった。
塩で水分と臭みが取れ、タンパク質が分解されると云われているが、他に食べるものが多く4,5日喰いそびれたのが良かったのかもしれない。

外は雨で朝採り野菜は期待できないな。
取り合えず8畳で、メディアプレイヤーが勝手に作った僕の好みのプレイリストを聴いているが、何を聴こうといった明確な意思が無い時には、考えなくていいからとっても便利だ。
だが、これが嵩じて人間は堕落してゆくんだなあ。
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「蝉しぐれ」と「古事記」

2024年05月31日 | Weblog
ちなみに藤沢周平は「蝉しぐれ」を読んで、きっとこれ以上のものは無いと確信した。
それ故、他の藤沢作品を読んだことが無い。
「蝉しぐれ」は再読しておらず、もっぱら映画を繰り返し見て涙を流している。
男の思う理想の女が描かれているから、これはもう堪らない、だが、女性が読んだら何だ馬鹿々々しいってことになるんだろうな。

昨夜は、台所でうだうだと飲みながら次男の帰りを待っていた。
夕刻、小田原で食事会があり焼き肉屋に行くとのことだったが、10時を過ぎても帰らないからカラオケでもやっているんだろうと思ったが、果たしてその通りで5,6曲歌ったらしい。
僕に似てカラオケが好きだが、妻に似て音感がいいので歌を覚えるのが早い。

風呂に入ってから二階に上がって横になったらすぐに眠ってしまったようだ。
目が覚めたら4時で薄明るい、後20日もすれば夏至だから朝が早い。
小室直樹の「歴史に観る日本の行く末」を読んでいるが、教育について書かれたもので、まあ、日本をどうにかするって時にはここから始めないとどうにもならない。

戦後教育が悲惨な結果を生んだので、早急に変えなきゃいけないが、小室は教育のされ方とやり方共に吉田松陰を理想として挙げている。
まあ、優れた教育を受ければ、優れた教育を後塵に行うことが出来るから、どういった教育を受けたかを知ればいいが、幼少の頃より古典を何度も読み講義を受け徹底的に身に付けた。

小学校から英語を何て馬鹿げたことが囁かれていて、もっと馬鹿げたことに実行されているようだ。
それはまさに戦後教育と同じで、日本人であることの誇りを醸成することを阻害する。
さしずめ3歳になったら古事記の漫画から入ったらいかがだろう。
漫画?生ぬるいとのご指摘もあるだろうけど、先日平塚の「さくら書店」で母と一緒に来ていた幼い女史が、漫画古事記面白かったから、その上のレベルの「古事記」を買ってくれとせがんでいるのを観た。

歴史教育は神話から入るのが常道だが、江戸になってようやく本居宣長が三十余年をかけて「古事記」を我々でも読めるようにしてくれた。
その恩恵に与らない手はない。

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