昨夜は久しぶりの近所の御夫妻、親しいお仲間とのこの上なく楽しい飲み会。
遠慮なく好きなことを時間を忘れ、互いに気ままに語りあう、この楽しみをすっかり忘れていた。
だが、楽しいだけでは済まされない、知らされた会話の中に一瞬に心凍る悲しい事実も知らなければならないかった。
なんとも辛い、だがこの年になっては避けられないことなのだろう。
ああ、親しいお知り合い(と言ってお許しり頂けるか)からの素晴らしいプレゼント、
おいしくも宝石のように美しいピエールマルコリーニのプレゼント。ありがとうございます。
残りわずか、人生明るく輝き生きること、音楽が無性に聴きたくなる。
音楽が聴きたくなったのも心がおかげさまで平常心に戻りつつあるのだろう。
取り出したのはLP、若き日のディースカウ、そしてショルティ、
シカゴではなくアナログ録音のロンドン交響楽団の復活だ。
ああ、なんと1970年代のデッカ、驚くべきアナログの優秀録音、素晴らしい復活だ。
これを聞いたらショルティ、シカゴのデジタル録音、もう必要がないだろう。