庭の落葉掻きの忙しい季節になった 数日放置すると芝生は落葉や小枝でいっぱいになり 廃園の趣になってしまう 今年は強力な助っ人が現れた 春に導入した芝刈り機が芝を刈るのと同時に落葉を吸引してくれるのだ フォーサイクルエンジンの付いた自走式の機械は芝刈り時間を大幅に短縮し その上 落葉もきれいに片付けくれる いまや芝刈り機は手放せない庭の道具になってしまった(庭にて)
朝寝坊の朝 カーテンを開ける 寝ぼけ眼で眺める 光に満ち溢れる庭 紅葉の始まった庭・・・・・ ところで秋の夜長 bs hi で山本耕史と巡るモーツァルトの旅を見る ザルツブルグ プラハ ウィーン・・・ モーツァルトの音楽はいい 悲しくなるほどにいい 彼の最高傑作の一つとしてレクイエムがよく取り上げられる この番組でもレクイエムが出てくる 私はモーツァルトの作品としてレクイエムが嫌いである 同じ宗教音楽なら小品とは言へ 断然アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus k618)<が好きである だが予期せぬこの曲がエンディングに使われていた 心よりモーツァルトを愛しているのだろうこの番組の制作関係者達に拍手を送りたい気持ちである
キャサリン・モーレー このバラも美しい 内側のもつれた花びらがこのバラの魅力だろうか バラのお好きな方はよくご存知の事であるが この美しいバラの名前Katharyn Morleyとは英国の実業家 エリック・モーレー氏の18歳で夭逝した愛娘の名前なのである Eric Morleyはミス・ワールドの創立者としても有名である 彼はチャリティーオークションでこの美しいバラの命名権を落札したのである イングリッシュローズの命名権を手に入れるのは豪邸一軒ほどの金がかかるといわれるが 果たしてチャリティーオークションとは言え 彼はいくらで落札したのであろうか(庭にて)
居間の窓ガラスにカマキリが止まり 部屋の中を覗き込んでいる あまり気持ちの良いものでない オオカマキリだろうか それともチョウセンカマキリか 腹部が膨れいる 産卵が近いのであろう 昨年は窓辺のツルバラの3メートルほどのところに卵鞘があった 果たして言い伝えどおり大雪の年であった 今年はどの高さに卵を産み付けるのであろうか できるだけ低いところに生んでほしい (窓辺にて)
すばらしい秋晴れ 山に登ろうか それとも 結局遊びはあきらめ チェーンソーを引っ張り出し 届いてからもう一ヶ月もたってしまった丸太の前に立つ 久しぶりにガソリンの匂いとツーサイクルエンジンの爆音 2時間ほど薪作りに専念する 4分の一ほどの玉切りが終わる あと数日で切りおえるだろう チェーンソーのない時代は鋸で丸太を切っていたのだ チェーンソーに感謝 感謝
数日続いた強い風雨もやみ 穏やかな秋の光が荒れ果てた庭にやさしく木々の影を落としている そんな庭に一輪のバラが咲いている 外に出てみればそれは存在を忘れかけていたマパーキンスであった このバラはイングリッシュローズに四季咲き性を与えた偉大なバラなのである この庭の古株でもあるマ・パーキンス これからも忘れることなく しっかり面倒を見てやることにしよう(庭にて)
今年はハナイグチが豊作 カラマツ林のあちこちにツヤツヤの顔を出している 美味しいキノコといわれているが イグチ科に共通の傘の裏面の網目を見るとなにか食べる気がなくなってしまう ポルチーニ(セップ)なども同じイグチ科の仲間であるのだが イグチ科のキノコのほとんどはマツタケ同様樹木の根に菌根を作って共生する菌根菌である したがって純粋培養による栽培は困難であり その季節にだけしか食べられない貴重なキノコなのである(庭にて)
道端の林の中にガマズミの赤い実がたわわに実っている 赤い実を口に含むと強烈に酸っぱい この酸味の正体はクエン酸やリンゴ酸 さらに大量のポリフェノールを含むという ガマズミの実はジュースに加工され 抗酸化活性健康食品としてジョミという商品名で販売されている 手間はかかるが この赤い実を採取して美味しいリキュールでも作ってみようかしらん(秋元村道にて)
磐梯山にかかる雲がまさに沈まんする太陽の光を受け オレンジ色に輝く 明日は上天気らしい 秋空の広がる下 久しぶりに遠方から来た友と共に 磐梯山に登ろうか それとも一切経に登ろうか さて (猪苗代にて)
ツタウルシの紅葉が美しい 昨年はウルシ類の紅葉が遅れ カエデと一緒に紅葉する始末であった そんな年は美しい紅葉は期待できない 台風の影響もなかったし 今年はきっちりウルシから紅葉が始まっているところからも期待できそうである