晴天、穏やかな日和。意を決し、作業開始。
必要な用具準備、チェーンソウ、ヘルメット、くさび2個、大型ハンマー、斧、チョーク・・・
アカマツを見上げ、周りを一周、幹、枝の状態を確認、伐倒方向を決める。
幹に受け口をチョークで描き、チェーンソーでできるだけ丁寧に切る。
迷わず追い口を切る。ガイドバーが挟まれないよう、クサビを打ち込み、さらに切り進め、2本目のクサビを打ち込む。
手順通り、ツルを残してソーを幹から抜き、2本のクサビをさらに強く打ち込む。アカマツは伐倒予定方向に正確に音を立てて倒れこむ。裏庭が明るくなった。
直径45cm、重心見極めつかない大木の見事な伐倒作業、自己満足にしばし浸る。あとは時間をかけ、枝を払い、玉切りすれがいい。案ずるより産むが易し・・・
東南の太陽光線を遮っていたアカマツがなくなり、これで裏庭のオールドローズは見違えるようになるだろう、そう願う。
早くもアカゲラが虫の幼虫を探しにやってきた。残念ながら餌の虫はいない。