一日庭で過ごす。
夥しい庭に散乱した枝、雪解けが記録的に早いとは言え、まだ残雪は半分ほど庭を覆う。
雪解けの芝生の上には熊手で掻き集めたあちこちに枝の山、小型トラック一台分はあろう。
例年通り焚き火で焼却せざるを得ない。
気になっていた立ち枯れた木を伐採、1mほどにチェーンソーで切断し、庭外れの雪の窪地に敷き詰め炉床を作る。
その上に枝の小山をつくり火を放つ。庭にあちこちに掻き集めた枝の山を一輪車で運ぶ、春先のいつもの仕事。
掻き集めた枝の処理がようやく終わった午後、残雪の上にボコボコと穴をあけながら伐採したアカマツの大枝を引きずり出し、炉床に運ぶ、その作業の辛いこと。
雪が激しく降り出す。作業遅々として進まず。疲労困憊、今日の作業はこれまで。
この処理いつまで続くのだろうか。