ふと窓の外に目をやると、側のバラの小枝にオニヤンマが止まっている。そっと網戸を開ける。
30センチと離れていない。ヤンマはじっと動かず止まったまま。
カメラを近づけシャッターを何度も押す。もう飛んでいいかね、そんなタイミングでヤンマは飛び立つ。
庭に立つとヤンマが勢いよく飛んでくる。羽音が頭をかすめる。まるでじゃれているかのように。
そんなヤンマはいつも同じヤンマのような気がするし、呼べば飛んでくるような気がしてならない。
ふと窓の外に目をやると、側のバラの小枝にオニヤンマが止まっている。そっと網戸を開ける。
30センチと離れていない。ヤンマはじっと動かず止まったまま。
カメラを近づけシャッターを何度も押す。もう飛んでいいかね、そんなタイミングでヤンマは飛び立つ。
庭に立つとヤンマが勢いよく飛んでくる。羽音が頭をかすめる。まるでじゃれているかのように。
そんなヤンマはいつも同じヤンマのような気がするし、呼べば飛んでくるような気がしてならない。
庭でゴマダラカミキリを初めて見つける。
カチッとした作り物のように見え、動くのが不思議に思える。
不気味、それでいて美しい。
ゴマダラカミキリは幹を食い荒らし、成虫、幼虫とも植物には大変有害な昆虫だという。
だが、捕殺するまもなくどこかに消えてしまった。目立つ色彩にもかかわらず意外に逃げ足が速い。
ようやく夏らしい強い日差しが戻った。
そんな夏の庭の川辺、一匹のサルが小川を覗き込んでいる。
何をしているのであろうか?カニでもとているのか?
家の中の人間に気づくが逃げる様子がない、落ち着いている。
最近サルをよく見かける。野生ザルが人里に近づくのは双方にとって好ましい状態ではない。
近所でサルを追い払うため放たれる爆竹の炸裂音を耳にする。
戸を開け、飛び出し、声を立てサルを追いかける。
だがサルは大して驚く様子もなく平然と森に姿を消す。
日中温度28℃、今日も暑い。猪苗代に降ると温度は30℃を超えてしまう。
今日の夕食に使用するハーブを採取、フェンネルにヘイケボタルが止まっている。
暗くなるのをじっと待っているのであろう。残念ながら今日は満月、真っ暗な夜空は期待できない。
近年、ヘイケボタルがとても多くなった。
カワニナが九州から航空便で送られてきた。なんと早いことか。
早速、発泡スチロールの箱を開ける。酸素を充填したポリ袋の中に1kgのカワニナがぎっしり。
1、000匹いや1,500匹以上は入っているだろう。
早速発泡スチロール箱に大石をいれ、川に沈め、ポリ袋のカワニナをその箱の中に入れる。
はたしてカーティスクリークの水に、流れに適応してくれるだろうか。
見ている間に石を昇り始めるもの、箱を登る者、とても元気がいい。
ジャガイモの薄切りを入れとすぐに食べ始める。
夕方、川をのぞくとジャガイモはほとんど食べつくされ、箱から小川に逃げ出し始めたカワニナも多数、
とても元気がいい。この状態を見る限り、カーティスクリークの小川に適応してくれることだろう。
多くはホタルの幼虫の犠牲になってしまうのだけれども・・・
今後、遠隔地のカワニナの放流は付着、混入しているかもしれない病原菌、生物などがこの地域の水系に及ぼす危険性、
生態系への影響も見守らなければならない義務を負うことになるのだろう。
晴れ、後曇り、そして雨。まだ梅雨は明けない。
フランシス・E・レスター満開。このバラの強さ、美しさをしっかり目にとめてやろう。
強さゆえ、ぞんざいに取り扱ってきたバラ、Francis E Lester、
咲くのは一年に一度だけ一面に花を咲かせ、強烈に存在をアピールしているのだから・・・
一年に一度といえば、今日久しぶりに小雨降る暗い庭に立つ。ゲンジホタル、ヘイケボタルがたくさん舞っているのに驚く。このごろホタルの存在をすっかり忘れていた。
懸命に明滅するたくさんのホタルたちをないがしろにしていた、と反省・・・
明日は小川に覆いかぶさっている木を切り、小川を明るくしてやろう、手入れをしてやろう。
少なくなったカワニナ、緊急措置として養殖カワニナをネットで1kg手配する。
ホタルたちをあまりに無視していた・・・
半日庭仕事。
相変わらずいろいろ野鳥が庭にやってくる。
今日は数羽のアオジ、この時期、さえずることもないので定かではないけれど。
温かい。しごとがずんずん進む。今日はこれまで。春の日差しの下、絶好のバーベキュー日和。
さらば昼は庭のテーブルで焼肉、400gの牛肉、妻と2人であっという間、もっと買って置けばよかったと。
年寄りのくせに、大食は厳禁のはず・・・
ビール2本でやめ。ワイン、その他ハードリカーも我慢、我慢。
6時起床、朝飯前にウッドデッキ組み立ての準備。
庭にいろいろの鳥が来る。カルガモはいまや飛び立つこともなく平然と小川で餌をあさっている。
このごろのツグミも大胆で目が会っても逃げようとしない。警戒心の強いあのツグミと同じと思えない。盛んに芝生をつついてミミズや小虫を探し出し、啄ばんでいる。
ああ、アオゲラも芝生に下りて虫をあさっている。
青空一変、雨、そして霙、意気込んでいたのに。雨で中断3回、だがなんとしても今日中にデッキ仕上げるぞ。
組み上げ後、キャルヒャーでデッキ洗う。作業完了4時過ぎ、クタクタ・・・
さー明日天気が良かったら焼肉パーティーだ。おいしい牛肉たっぷり買いこんである・・・
庭を流れる小川に甲府沼からやってきたカルガモのつがいが泳いでいる。
春の日差しの下、実にのどかな幸せな光景、今年もまもなく草むらに巣を作り、子育てを始めることだろう。
是非、雛を連れて泳ぐ一家の姿を見たいものである。
まだ夜の明けぬうち、夢心地にトラツグミの鳴き声をずっと聴いていたような、夢か現か?
朝食のとき思い出して妻に聞けばやはり聞いたという。夢ではなかった。
この時期トラツグミがいるのだろうか。
外を見れば雪がちらつき始めた。遠くからまっすぐ窓辺に向かって鳥が飛んでくる。すぐ近く、鳥と目が合う。
しばらくにらめっこ。その鳥は人懐っこいヤマガラ。
最近ヒマワリの種を餌台に置いてない。今日は雪、ヒマワリをねだっているかのように。
久しぶりに餌台にヒマワリを入れる。すぐにヤマガラ二羽、やってくる。さっきのヤマガラだろうか?
3時、すでに一面の銀世界。ヤマガラはこの雪を予知してた・・・
ふと見た窓の外、残雪の上を歩くおびただしい鳥も群れ、窓に近づくとこちらの動きを察知し、一斉に飛びたつその数、まるで大群のイナゴの群れのよう、数百羽、いや軽く1000羽は軽く超えているだろう。
それは雪上のカラマツの実をあさっているアトリの群れ、北国に帰るために群れを作っているアトリの大集団、初めて見る不気味にさえ思える光景であった。
これから次から次、北に向かう冬鳥の大集団がやってくる、そして・・・
入れ替わるように今月下旬には一年で最も素敵な、大好きな季節、麗しい季節が夏鳥を、すばらしい歌い手たちを、エンターテイナーを続々引き連れてやってくる・・・
原発事故、ますます事態が深刻化、腹を据え、どっしり構え、事態を見守る、じたばたしても・・・と思う。
次男一家郡山から避難、当分にぎやかな生活になるだろう。今は食料、燃料十分、当分篭城の構え。
昨日うれしい連絡があった。釜石の義兄の無事が確認できたこと。
どんよりとした曇り空、気温高く、たくさんの野鳥が庭を飛び回っている。
アオゲラ、すぐそばにアカゲラ、雪上にはたくさんのツグミ・・・
朝晴れ、すぐに小雪。
餌台にシメを見つける。
たった一羽、我感ぜず、黙々とヒマワリの実を食べている。昨年も来ているあのシメ?様子がそう思わせる、そうあってほしい。
春先に渡りを前に群れで騒がしくやってくるシメとまるで違う。
黙々と食べ、知らぬ間に森に消えていった。
曇天、そして温かい雨が降りだす。雪解け急。
カラマツの実でも落ちているのだろうか、2、30羽のツグミの群れが庭に来て雪の上の餌をついばんでいる。
いよいよ集団になり北国に帰る旅の準備が始まっている。
この温かさも寒冷前線通過後は急激に気温が下がり、雪になることだろう。またしばらく寒さが続く。
今日も一日パソコンの前、深夜過ぎまで・・・
曇天、午後から雪。
庭のカンボクの木に10数羽のウソが来ている。
カンボクの赤い実はすでにほとんど食べつくされている。
ウソは力なくだだじっと止まって飛びたつ様子がない。
空腹なのだろうか・・・