快晴、日差しが眩しい。気温10°cまで上がる。
除雪したところは地面が現れる、憎き残雪どんどん溶けろ、とても気分が良い。
この冬最後の薪運び、一輪車でポーチに。薪置き場に残ったこの山は秋から燃やすことになる。
昼食は芝生の現れた裏庭にテーブルを出し、鉄板焼きにビール。
冬を無事過ごし、野鳥たちの春を迎えた喜びの歌声を聴きながら。我らとて同じ、質素だが無常の幸福・・・
昨日は猪苗代でシベリアに旅立つ体力を付けるため、必死で餌を漁る白鳥を見た。
いよいよ春、春・・・
快晴、日差しが眩しい。気温10°cまで上がる。
除雪したところは地面が現れる、憎き残雪どんどん溶けろ、とても気分が良い。
この冬最後の薪運び、一輪車でポーチに。薪置き場に残ったこの山は秋から燃やすことになる。
昼食は芝生の現れた裏庭にテーブルを出し、鉄板焼きにビール。
冬を無事過ごし、野鳥たちの春を迎えた喜びの歌声を聴きながら。我らとて同じ、質素だが無常の幸福・・・
昨日は猪苗代でシベリアに旅立つ体力を付けるため、必死で餌を漁る白鳥を見た。
いよいよ春、春・・・
快晴、眩しい日差し。
成長著しい育苗ポットを外に出す。
遅れている雪解け、雪解けを促すために除雪した溝、
だが遅々として雪解け進まず、残雪は1メートル以上はあろう。
南側、軒下にクロッカスを発見、ジキタリスの葉を突き破り咲いている。
たくましく雪の下で太陽光線を求めて成長していたのだ。
ああ、夕方、また激しい降雪、積もらないで欲しい。
昨夜もほんの少し雪が降ったようだ。
曇り時々青空、気温2°c、風なく暖かい。
雪の森を抜け、ひさしぶりの甲府沼。まだ沼は一面の雪の原。
霞む磐梯山、だが、さすがに雪原に踏み出し、甲府沼氷上から磐梯山、吾妻山を眺める勇気はない。
ああ、新雪20cm・・・
昨日は遅い雪解けに業を煮やし、一日除雪作業に費やした。
家周り、庭の中、重く硬い残雪を遠くに飛ばすため、除雪機のエンジンパワー全開、
ディーゼルエンジンの吐き出す黒煙で雪壁を黒く染めながら耐え、頑張った。
だのに・・・
水分をたっぷり含んだ重い春の雪、今日も降っている。
だが焦ることはない。雪解けは一歩後退したが春は確実にやってきている、それは実感できる。
窓辺の発芽した苗は日に日に大きくなっている、ファエウム・フィールドノートもコスモスカップケーキもヤグルマギクも。
そしてコマクサ、トカチフウロの芽生え・・・
窓辺には園芸店からやってきた新しい草花苗のポットの数もいつしか数を増し、春の出番を待っている。
今は残り少なくなってしまた冬ごもり、悔い残らぬよう存分楽しもうと思う。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空・・・
今日も朝から雪が降っている。昨日、春の野を疾走した車は雪の下。
私は童謡、早春賦が好きだ。早春賦そのものの世界を歌って気を晴らすしかない。
昨日、3月8日は-5°c、雪が激しく降りしきる早朝、2年ぶり、片道150kmの長距離ものともせず、一路水戸偕楽園に向け、車を走らせた。
青空の下、梅の香満ちる偕楽園は別世界、気温は10°c、満開の紅梅の下で広げる宴、吹く風もなんと心地よいことか。
園内の孟宗竹林、取り囲む垣根の美しさに暫し見とれていると、たまたま通りかかったインストラクターが説明してくれる。
孟宗竹は京都嵯峨野から取り寄せ、そして垣根は園内の萩を刈り取って使っているという。
この庭を設えたガーデナーの美意識の高さ、ああ、日本庭園、なんと素晴らしいことか。
日本の美しい文化を誇りに思う。
雪道のドライブ、230km。山形、上山へ。
馬鹿げた巨大な倉庫スーパーが好きだ。ここに行く時間が閉ざされた冬の生活のいい気晴らしになる。
既に倉庫のパレットにはアウトドアグッズ満載。
今回も10マンエンの組み立て式物置、ガーデンチェアー、テーブルに目が行くも、ぐっと我慢する。
マーケットパラソル、いずれ手に入れることになるだろう。
ふと目に止まったSolar pathway lights,これはすぐお買い上げ。
箱に書かれたNATURAL warm light,点灯8時間がいい、ホヤの厚いガラスがいい、洒落たデザインがいい・・・
日本のホームセンターにある多くのそれらは安っぽいデザインのプラスティック製、蛍光色の青白い光、
到底庭の芝生に差し込む気がおこらなかったが・・・
帰宅後、製品は既に充電済み、一灯組立、アプローチの雪の壁に差し込んで日暮れを待つ。
オレンジ色の縞の光、表情のある光、暗くなった庭に思い通りの光が灯った。
4灯4000円、安い。
2月15日(水)曇天、時々薄日、降雪、気温-1°c
裏磐梯に居を移して26年、初めて屋根に登り、雪下ろしをする。
コンクリート作りのボイラー室といえども屋根に積もった雪が心配になる。
例年にない異常な屋根の積雪は休業したこの冬、凍結防止のためボイラー、循環ポンプ、など全て水抜きをし、
ボイラーを使用しなかったことが原因。二階の廊下の突き当たりの窓から屋根に降り、
重い雪をスコップで掘り起こし下に落とす重労働。作業半分にして嫌気、天気もいい、雪の森に遊びに出よう。
帰ってからの残りの作業をすればいい。
コーヒーをテルモスに入れ、手早く妻と家を出る。雪下ろしの重労働を忘れ、暫し五色沼の雪の森の散策を楽しむ。
2月13日(月)
雪止む。
山形、上山までドライブ。
2つの峠を抜け、越え、深山の美しい雪景色、そして買い物を楽しむ。
低価格に拘りすぎる日本のホームセンター、デザイン、機能性に劣る製品が多く、
アメリカのホームセンターからやってくる製品の多くの完成度の高さに感心する。さすが先進ホームセンター、アメリカ。
アメリカ生まれの倉庫スーパーでどれだけキッチン、ガーデン用品を買ったことか。
今回はガーデン物置に大いに食指が動いた。日本製の物置、これだけは絶対庭に置きたくない。
あれほどの雪でも道路が不通になることはまずない。
雪国のありがたさ、24時間の迅速、且つ正確な除雪作業を感謝しなければならない。
2月10日(金)
雪止む。妻と秋元湖に散歩。
見晴らし台に行く小道は道路との段差が1m以上あり、登ることができない。遠回りして湖畔に立つ。
堰堤の積雪は相当なもの、ラッセルに労力を使う。ここに来るカメラマンも全くいないらしい。
堤からの雪景色、雪原の秋元湖の奥にそびえる箕輪山、中吾妻山の白い雄姿を心ゆくまで楽しむ。
帰宅後、家周り、駐車場、除雪作業に2時間。これでいつでも気持ちよく外出できる。
2月12日(日)
雪止まず。家、車、雪にすっぽり。除雪したはずの車、なのに今日は突き出たワイパーで車の存在が分かるとは。
寝室の窓ほとんど埋まる。一日数回、室内からFFストーブの排気筒の埋没を防ぐため除雪。
いい加減にして欲しいしつこい雪・・・
好天の昨日、日差しに誘われるようにいわきの海に向け、車を走らせた。
人影のない広大なフラワーセンターの園内を歩き回り、近づきくる春の微かな兆候を探り続けた。
早春の花々の開花、濃密な紅梅の香り、蝋梅の香り、日本水仙の香りに出会い、確実に近づきつつある春を確認、満足する。
太平洋に突き出た塩屋崎灯台、早春のこの灯台に立ったのは何度目だろうか。渺茫と広がる青い太平洋、砕ける白い波頭、砂浜・・・
灯台の足元には美空ひばりのみだれ髪の立派な歌碑がある。
だが、私はそれよりも聖子の瑠璃色の地球が思い起こされ、聴きたくなってしまう。
そうだ、三島の潮騒もまた読んでみたいと思う、今年の塩屋崎灯台。
(壊滅的な津波の被害を受け、120人以上の犠牲者をだしてしまった薄磯地区、
写真でお分かりのように現在、地盤のかさ上げ工事はほぼ終わっている。)
昨日はほとんど一日除雪作業、だのに今朝はまた激しく雪が舞っている。
朝のルーチン、野鳥の餌やり、ああ、膝近くの長靴の中にも雪、思わずため息が漏れてしまう。
今日の外出は諦めだ。
これからさらに、更に積もるだろう雪、明日はどうしても外出せねばならない、車を出すにも除雪作業に1時間は必要だろう。
1月26日(木)
妻が動物園に行きたいという。
子供たちが小さい時、よく多摩動物園に行ったものだった。
だが、多摩はあまりに遠すぎる。
思いつきで行ける動物園は仙台の八木山動物園、ドライブを兼ねて仙台に向け、車を走らせる。
青空に遠く白く輝く峰々を眺めながらの気持ち良いドライブ、まずは新年の恒例、定義如来参拝、三角油揚げを食べ、ガーデン・ガーデン、
そして目的の八木山動物園へ。童心に戻って夕暮れ近くまで静かな園内を彷徨い、楽しむ。
駐車場の屋上から眺めた仙台湾、初めて見た仙台の海の近さに驚く。
1月27日(金)
午前中、薪置き場からポーチに薪運び。気温高いとはいえ-2°c、汗を大量にかき、疲労大。
コの字に積み上げた一辺をすべて運ぶ。
天井までギッチリ二列、これで2月いっぱい十分間に合うだろう。
一日雪。時々激しい風雪、風景がかすむ。
昼過ぎ、気温-6°c体にたまった毒、Cabin Feverを寒風に晒し、吐き出すために風雪の中に飛び出る。
激しい風雪の秋元湖湖畔、羽のように軽い深い新雪のラッセル、もっと激しく、もっともっと厳しくと、心の中で叫びつつ・・・
Amazon prime music、小椋佳、遠ざかる風景を聴きながら。
家にたどり着いたとき、ちょうどアルバムが終わった。70分雪の中を歩いということだ。
ウオーキング距離4,2キロメートル、歩数5,699歩。
午前中、自室に閉じこもり。
昨年の冬、突如壊れたFF、間に合せに買ったファンヒーターの酷さ、面倒な給油、室内に撒き散らす排気ガスの匂い・・・
買い変えたFFストーブ、今回は初めての反射式、予想以上に心地よい。
ストーブの前にウトウト横たわり、降り続く雪の景色を眺めながらだらしなく音楽を聴いている。
久しぶり、荒々しくマーラー2番、そして3番をバーンスタイン、ニューヨーク・フィル。
そんな自堕落な自分に喝、昼食後、いつもどおり散歩を課す。今日は完全装備、降りしきる雪-8°c、スノーシューを履く。
敢えて裏庭に続く森に踏み込む。スノーシューを履いても膝を超える新雪、時々踏み抜いて腰まで埋まる。
風はない。森閑とした雪の森を1時間半ほど目的なく彷徨う。
積雪50cm、雪の少ない今年の冬を喜んでいたのだが。
気温-3°、10時の気温としては暖かい。
薄日が漏れ、雪止む。轟音と共に屋根から落雪。
ダイニング側の窓、すっかり埋まってしまう。除雪作業のチャンス、すぐに作業着を着込み除雪機を動かす。
この機会を逃すと屋根と地上の雪がつながってしまい、更なる降雪で積もる雪が屋根がら落ちてくることができず、大事になってしまう。
雲行きを気にしながらの作業時間2時間半、除雪おおよそ完了。
排ガスを吸いながらの無駄な作業は御免蒙る。願わくばこれ以上降らないで欲しい・・・