裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

いわきの海へ

2017年02月05日 | 日常生活

好天の昨日、日差しに誘われるようにいわきの海に向け、車を走らせた。

人影のない広大なフラワーセンターの園内を歩き回り、近づきくる春の微かな兆候を探り続けた。

早春の花々の開花、濃密な紅梅の香り、蝋梅の香り、日本水仙の香りに出会い、確実に近づきつつある春を確認、満足する。

太平洋に突き出た塩屋崎灯台、早春のこの灯台に立ったのは何度目だろうか。渺茫と広がる青い太平洋、砕ける白い波頭、砂浜・・・

灯台の足元には美空ひばりのみだれ髪の立派な歌碑がある。

だが、私はそれよりも聖子の瑠璃色の地球が思い起こされ、聴きたくなってしまう。

そうだ、三島の潮騒もまた読んでみたいと思う、今年の塩屋崎灯台。

(壊滅的な津波の被害を受け、120人以上の犠牲者をだしてしまった薄磯地区、

写真でお分かりのように現在、地盤のかさ上げ工事はほぼ終わっている。)

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