一日雪。
敢えて風雪の中に身を置く。
凍り始めた秋元湖湖畔散策、およそ一時間。
激しい風雪、膝までのラッセル、ふやけた心身に活を与えてくれる。
気分この上なく爽快。
一日雪。
敢えて風雪の中に身を置く。
凍り始めた秋元湖湖畔散策、およそ一時間。
激しい風雪、膝までのラッセル、ふやけた心身に活を与えてくれる。
気分この上なく爽快。
1月9日(月)
ポーチに積まれた薪、最後の一列に手がついた。後ろの白い壁が見えてきて落ち着かない。
大雪が来る前に薪を運ぼうと決心、気合を入れる。
新年、子供が使った古スキーを利用してソリ作リ、孫たちとソリ遊びを楽しんだ。
ママダンプもダメ、一輪車もダメ、なにかいい道具はないか?
そこでその橇を使って薪運びを試みる。
ほとんど金属で作られているスキーは金属用ドリルで下穴を開けなければビス止めできず、
外したビンディングの穴を利用して横木をビス止めせざるを得ない。
従って2本のスキーを止める位置のバランスがとても悪く、思い通り薪を運ぶことができない。
思いついたままママダンプをソリの載せ、運んでみる。この工夫は我ながらいい、スイスイ薪を運ぶことが出来るようになった。
アッタマいい、自画自賛・・・
1月6日(金)
会津美里町、伊佐須美神社に初詣。
帰路、豆の子に立ち寄り、豆の香り豊か、クリーミー、お気に入りのザル豆腐購入。
1月8日(土)
久しぶり福島市へ。いつもどおり四季の里散策。早くもスノードロップ、そしてクリスマスローズに蕾。
峰亀で蕎麦。チラリ酒のメニューに視線が行ったが我慢、雪の峠越え、妻にハンドルは不安。
果たして、帰路、警察車両多数、雪道のスリップ、大破車両に出会う。
2017年、今年も賑やかに幸福な正月を迎えることができた。
そして今、4人の孫娘、息子、嫁たちはそれぞれ去り、我々夫婦だけの静謐な雪に囲まれた生活に戻った。
酒に、音楽に、読書に、散歩に・・・元の生活、平穏無事な生活に戻ったとしよう。
あと何年、常に頭の片隅にあるのではあるが・・・
薪ストーブの横に置かれいるローズマリーに初めて咲いた青い花発見、
この小さな発見に思わず大きな声を出してしまう。ローズマリーが咲いてるぞ。
詳細に目を走らせれば粟粒ほどのつぼみがたくさんある。
すでに鉢に植え、薪ストーブの傍、冬の定位置に置かれて何年になるのだろうか、背丈は60cmは超え、小灌木と言っていい。
裏磐梯の冬の寒さに耐えることのできないローズマリー、無知ゆえ、過去に何本も凍死させてしまった。
やっとやっと花を見ることができた。初めて見つけた悦び、ローズマリーの青い小花との初めての出会い・・・
こんな小さなことに感動できる、悦びを感じる感性、それは閉ざされた雪の中の生活に必要なこと、思う。
12月27日
散歩が楽しい。一日一度は外を歩かないと気分がスッキリとしない。
気温高く、夜半から眠りながら雨の音をずっと聞いていた気がする。
小雨の庭、だいぶ雪が融けてしまった。除雪作業を考えればこれは喜んでいいことだろう。
昼過ぎ、千貫の集落を通り川上温泉に向かって白布山、長瀬川の間の除雪された舗装道路を磐梯山に向かって歩く。
雲に隠れた磐梯山、ほとんど姿見せず。
いつも車も人も出会うことがない静かな絶好の散歩道。所持品、いつもどおりカメラ、音楽を聴くためのiphone。
今日はamazonプライムから珍しくJ-POPを聴く、歌手は知らない。
ウオーキング距離 3.7km、歩数7、011歩。
12月26日
真冬日、一日寒い。
昼過ぎ妻と秋元湖堰堤周辺散歩。気温低くなんとも寒々しい風景。
突然、サイレンが湖面に響く。小野川湖から水を落としての発電の始まりであろうか?
果たして秋元湖のゲートから激しい水流、発電機の唸るモーター音、ちょっとした恐怖さえ感じる風景。
ウオーキング距離 2.6km、歩数3、896歩
季節はずれの暖かい日が続いている。
庭の雪もほとんど融けてしまった。嬉しいやら、寂しいやら・・・
冬枯れに戻ってしまった寂しい庭を背景に窓辺に置かれたハイビスカス艶やかに2輪咲く。
今日の夜半から寒さ戻り、風雪が激しくなるという。お手柔らかに願いたい。
朝から乾いた雪が降り続いている。
銀世界、準備が整った。これでゆったり落ち付いた気分で冬ごもりができる。
気兼ねなく一日中、音楽に、読書に、自分だけの世界に入り込める。
薪ストーブの前、チンチンと沸るヤカン、どっかり座って日中はコーヒー、そしてお茶、
日暮れればそれはアルコールのグラスに変わることもあだろう。
後は除雪作業の苦役を覚悟すればいい、時々下る街のことを考えればいい。
12月14日
曇天、時々雪。
新雪の積もった美しい森の木々を見ながら200kmのドライブ。喜多方大峠経由で山形上山の倉庫スーパーに行く。
ここはアメリカ発の製品が楽しい。JAPAN MADE製品の知恵のなさ、中途半端さを思い切り知らされる面白い場所だ。
半日は遊べる。また一年延長の会員手続きをする。帰路は激しい降雪、既に夕暮れ。妻がハンドルを握る。
12月15日
Amazonから腹筋トレーニングマシーン届く。冬ごもりだからといって不健康にブクブク太ることはできない。
少なくとも一日2回はマシーンを使ってトレーニング(少なくともそんな殊勝な思いを抱いて買ったのだが・・・果たして?)
午後散歩一時間。秋元湖、そして秋元湖、小野川湖に挟まれた磐梯山の眺めが素晴らしいほとんど人に知られていない高台まで足を伸ばす。
残念ながら薄日差すものの雪雲に隠れて磐梯山姿を見せず。
明け方屋根から滑り落ちる雪の音で目覚める。
ああ、寝床の中で雪が降っているな、いよいよやってきたな、と思う。
果たして居間のカーテンを勢いよく引けば新雪の庭。
願いはまだまだ根雪にならないで欲しいということ、冬ごもりするにはあまりに不完全だから・・・
3時頃散歩に出る。
最近歩いたことのない秋元湖左岸、白布山裾道を秋元発電所水取り入れ口に向かって歩む。
曇天、白布山が覆いかぶさってくるような陰気な暗い山道、
救いはiPhoneからの音楽、Vespro della Beata Vergine(ガーディナー、聖母マリアの夕べの祈り)
突然右岸の山がスッポットライトを浴びたかのように明るく浮き上がる。
重苦しい灰色の雲が切れ、夕日が顔を出したのであろう。歩む山道からでは山陰で太陽は全く見えない。
一瞬にこの驚くべき風景の変貌・・・
今日も平凡な散歩の中に大いなる喜びを見つける。
アクティビティ、ウオーキング4.7km 歩数6,280歩。
強風、だが幸運にも雪はほとんど積もらなかった。
薪ストーブの前に座り、ずっと冬枯れの庭を眺めている。
慌ただしく餌台に集まる野鳥たち。その賑わいにつられて今日はアカゲラ、アオゲラ、そしてエナガ、
だが彼らは餌台のヒマワリには全く興味を示さない。
赤々と燃える薪ストーブ、ゆり椅子に座って野鳥を眺めて日がな一日、とはいくらなんでも・・・
昼食後、妻と防寒具を着込んで散歩。秋元湖、千貫から川上温泉付近まで歩く。
今日のヘルスデータアクティビティ、ウオーキング5.6km、歩数8494歩。
曇天、風強く雪ちらつく。庭仕事今日はお休み。
昼食後、ダウンジャケット、帽子、マフラー、手袋身につけて妻と散歩。
気温3°c、真冬日も近い。毘沙門沼付近散策。
休日とは言え、さすが遊歩道を歩む人は少ない。
青い沼越しの霧氷を装った磐梯山、白布山が美しくも寒々しい。
今日のヘルスケアデータ、アクティビティ 散策時間1時間30分、ウオーキングの距離 5.7km、歩数8、050歩。
今年から長い冬休み(11月から3月)をとることにした。
開業して25年、我々は随分年をとった。
体力的に厳しい冬はじっと冬ごもりしていればいいと思う。
11月20日
午後、今にも雨が降り出しそうであったが散歩に出る。毘沙門沼周辺散策。
ウッドチップを敷き詰めた新しい道をたどるは私一人。小高い見晴台より雲に隠れた磐梯山トルソ。
森の中の我が家、秋元湖、諸橋美術館俯瞰。
11月21日
裏庭のバラ、冬囲い。風なくとても暖か。
急遽昼食は小春日和の穏やかな日差し、カラマツの落ち葉降り積もった裏庭で。
私、テーブル、椅子、ホットプレート、長い電源コードなど準備、妻食材用意。
お互い手馴れた作業、あっという間に食事の支度整う。
庭仕事そっちのけ、ブレモル、エール、そして焼きそば、レンコンオイル焼きのなんとうまいことか・・・
11月22日
数日前からヒマワリの種を入れた餌台を置く。すぐに野鳥たちがやってくる。
コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、カケス・・・
今年も春までこれらの扶養家族を養っていかなければならない。
曇天の一日、今日も裏庭の雪囲い、バラアーチの取り外し、収納。
バラのトゲで手、傷だらけ。
明日は一日雪の予報。
薪置き場周辺の整理、波板屋根の取り付け。
ウッドデッキ取り外し。パネル高圧洗浄。
素焼きコンテナ、高圧洗浄、乾燥、及び観葉植物室内取り込み。
椅子、テーブル、パラソル、屋内取り込み。
雪に埋もれてしまうと厄介な物を整理、取り外し、仕舞い込みに珍しくも一日立ち働く。
妻共々疲れ果てる、が、
これからまだまだ、果て無き過酷な冬の準備作業が次々待っている・・・