生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

嫌な人は嫌い、と思える人は健康!

2009年10月03日 | 第8章:心をのびやかにする方法
恋愛結婚した若い人々、嫁姑舅の関係、家族親戚関係での想い、職場の関係、仕事の関係で生理的にどうしても好きになれない人、というものがあります。また同じ信仰生活をしているコミュニテイでの信徒仲間やその指導者に対しても同じですが、嫌いな人は嫌い、と心の中で明確にしておかないと神経症になります。好き、嫌いは倫理道徳の範囲を超越しています。人類誕生と同時に生まれた原初感情がこの嫌い、好き、怖い、怖くないの4つの感情だったらしいのです。精神分析、自己分析、他者分析の段階でこの好き嫌い、怖い怖くないという感情で神経症になつたことが判明した場合、それ以上の分析は意味がありません。分析しようのない原初感情だからです。神経症になる理由は嫌いなものを無理に好き、と思わせる防衛機制、考え方、現実吟味力のありようです。嫌いなものは嫌い、と心の中で明確にしておかないと大変なことになります。口にする必要はなく、意識化し知覚しておくと精神衛生がよくなります。嫌いと言う感情を持つ自分が許せずに自分を否定したり自己嫌悪に陥るのはエネルギーの無駄です。:<抑圧と病気:272-4>:

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