入院してくる人の大半は親しい人を<憎たらしい>と言えない人が多いのは何故でしょう?恋愛結婚した新婚さん、初めての赤ちゃんを生んだお母さん、上司のセクハラ、色々の場面が人生にはありますが、何故か、心の中ですら<あの人は何と憎たらしい>と意識出来ない人々が沢山います。憎たらしい、と感じたり、思ったりする事に対して、どうしてそんなにまで自分の感情を粗末にする必要があるのでしょうか?憎いものは憎い、好きなものは好き、と心に浮かんでくる感情を倫理道徳で裁いてはいけません。湧いてくる感情には深い意味があります。暫くこの憎たらしい、という感情について思索していきます。憎たらしいという感情を抑圧した途端、人は病んでいきます。:<意識化と言語化:275-1>:
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