生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年09月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
ルーシーは恋をしたのか?というお話。1974年エチオピアで300万年前の骨が発見され世界を騒がせました。ルーシーと命名され推定20才くらいの女性?メス?、と言うべきか、論争されました。ルーシーは猿人とも違い、立って歩いた形跡があるのです。さて、ルーシーは恋をしたか、感情が在ったか、これも論争され続けています。心理療法の世界では<原初感情>をとても大切にします。現代社会ではとかく<教養>がこの原初感情を無視させてしまい、原初感情を無視した生活から心の病が生まれています。<怖い:恐怖心>を無視すると五感が発育しません。言葉の発育していない私たちの遠い遠い祖父母たちはこの恐怖心を頼りに危険から身を避けて生き延びる事が出来ました。現代日本社会が危機管理能力が著しく欠落しているのはこの恐怖心を無視したから、とも言われています。この原初感情を大切に育てないと、人は生き甲斐探索の旅でも成功しません。



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