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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2025年02月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
もし気になる人が自分の人生から消滅したら、多分、人は幸福にはなれません。当たり前の哲学ですが、この当たり前がなかなか心底納得出来ない領域のようです。私は中高生時代、好きな先生と嫌いな先生がいましたが、今の私の幸福は嫌いな先生のお陰です。英語先生が一番苦手でしたが、20代から60までは英語が生きていく上で一番大事な言葉でした。中高時代の英語教室での挫折と劣等感が私を奮起させたのです。嫌いな人の存在は(1)自分の健全な人間観を育てる、(2)極度に厭な感情を体験させ、感情の抑圧の不健康さを教え、14の防衛機制(つまり、フロイドの14の防衛機制のことですが、抑圧、感情の転移、合理化、昇華、逃避等の、切ない人生体験をさせてくれる)から生まれてくる大人の知恵を無言の内に、人間教育をさせてくれている、(3)厳しい現実社会を生き抜く「現実吟味力」を育ててくれる、この3つは、明るく元気に生きていく必要条件で、この知恵を嫌な人は、どんどん教えてくれ、その存在の意味は実に神秘的でもあります。嫌い、嫌いと、哲学しないで、感情だけで日々を送りますと、人は必ず、身体症状が出てきます。嫌な事、嫌な現象、嫌な人の「存在の意味」を哲学する事が幸福への道のようです。
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