生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年04月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
<君たち男児はお国の為に自発的に軍人の道を選び国民の幸せの為に人生を送りなさい、戦場の恐怖に逃亡するような男は駄目>と言われた小学生時代、この小学生初期は私の人生に大きな影響を与えています。何のために生きるのか、人に言われて人生を選ぶのではなく自分から選択する、このように明確に爽やかに人生を歩めれば心は明るく堂々たるものですが、人生は中々、そうはいきません。大学病院にも良心の呵責、家庭教育、学校教育の影響から罪悪感が原因で神経症になり入院してくる患者さんは後を絶ちません。病的な罪悪感が意外に多いのです。宗教的な理由もありますが、この罪悪感の治療は案外、簡単に治療出来ますが、その人の成育史での倫理道徳観、こうあらねばならない、こうありたい、という理想のセルフイメージが問題を含んでいます。人間は弱く、誘惑にはすぐまけるものですし、不安感が人間の本質ですので、その人間の実体から勉強してもらいます。理想と現実のギャップを、どう取り扱うか、という教育を殆どの人は受けていません。病的な罪悪感と健全な罪悪感の識別を学びましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする