生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:人間の魅力:

2017年05月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
<人を大切にする>方法は西洋と東洋ではだいぶ違います。例えば日本では周囲が自分をどう思うか、を案外気にしていますが,欧米では個人の意思を一番重視します。さて、ここで強調したいのは、現代心理学という学問が、長い西洋の歴史の中から誕生しているので、そのまま日本で応用すると、人々を不幸にしてしまう危険がある事を知っておいていただきたい事です。発達障害等と言われている子供達を観察すると、まあしょうがないか、と判断できるものもありますが、下手な専門家が識別している子供達を見ましても「個性の美」を無視せた専門家が多いという日本の事情があります。個性の美と病理を識別できない専門家が日本には多いのです。つまり個性の美を識別するには、人を深く愛する心を持たないと、相手の個性の美を見つける心の余裕がないのです。西洋化された現代の日本文化の中で、日本人の美しい個性の美を見つけるには万葉集、古事記等奈良時代からの文化を相当勉強していませんと、現代人に潜む日本人独特の個性の美は見つけられません。美しい日本人の美を、現代の下手なセラピストが、どれだけ病理扱いしてしまったか、反省しないといけません。その違いを意識し、知覚しないと悲劇が生まれています。その悲劇を防ぐ一番良い方法は、ひとそれぞれが持つ現代人の<愛の元型>をまずは見つけ出し、その相手を深い愛情をもって見守り視点が必要だ、と言われています。東と西の文化と歴史の影響が混在していて、<あなたとわたし>の関係性においても、ちょっと待てよ、と心に余裕をもって、愛する人の心の中の愛の元型を思索する余裕が必要です。現代人の愛の元型が西洋と東洋の文化で、どのように違うかを心理療法の立場から考えていきます。東洋的愛、西洋的愛、どこがどう違うかを意識し、知覚しないと、せっかくの大きな愛を逃してしまう危険があります。家庭環境で形成された愛のイメージはとても大切なものですので、急に変えようとしましても無理なのです。愛を感じる雰囲気は人により全部違う現実を見つめるまでに相当時間がかかります。結婚した相手の、しみじみとした愛の元型を模索する楽しみも生き甲斐のひとつ。愛の元型を意識し、そして愛ての個性の美を見出すと、その相手は、どんどん元気になり、厳しい現実を自分の力で生き抜いていきますが、病理扱いされますと、入る必要のない病院に入れさせられ悲劇的な人生を送るはめになります。周囲の人々の人生をゆがめないよう注意したいものです。
「自分は何処へ旅しているのだろうか?:幸福な日々の為の自問自答」



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「人間の日々の不安感は幸福へのシグナル」、何故、そう言えるか、この考え方を大切にしますと、これから予想される厳しい人生が楽しくなります。「人は考えた通りの人間になる」、「人の身体は神の神殿」、この性善説に立脚した思想「ストレスは幸福へのシグナル」:皆様と共に、悔いのない人生を歩むために、この視点から日々書かれている「生き甲斐の心理学」をお楽しみください。



(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はサンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)





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