生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:対人関係:その57:幸福な日々の為の自問自答集

2016年05月15日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
有名な事例研究は山ほどありますがシカゴでカポネが活動していた頃のお話を論文にまとめたものがありました。裁判の結果、電気椅子に送られる日、何故おれは悪人を機関銃であれほどたくさんやって、世の為、人の為に動いたのに、とつぶやいたマフィアの事例研究でした。具体的な事情は分かりませんが、罪を犯しても自分の罪でなく社会のせい、あの人のせい、という具合に人生を過ごす人が沢山います。罪の意識がありましても耐えがたくなると、他者のせいにして生き延びていくタイプの話ですが、もともと罪深い人間の現実に無知な場合、そのような現象が起きてきます。古代からこの罪の意識は全てのホモサピエンスに潜在しています。すこし哲学をかじれば分かる話です。何故、罪の意識を恐れるのでしょう?罪の意識は死ぬまでありますので、恐れることなく、その存在の意味と解釈をしておきましょう。罪の意識がないと人は駄目になります。病的に恐れてはならず、健全に取り扱う必要があります。眠れない、食欲がなくなる等、身体症状に出るくらいの処理の仕方は明らかに勉強が足りません、もちろん、殺人等の酷い行動をした人は当然、身体症状が出てきますが、小さな親子喧嘩、夫婦げんか、友達にいじわるをした等、日常の普通の、誰もがしている営みで世を儚んだり、怠けたから学業が少し下がったと病的な自信喪失感を所持したりする事例は、明らかにストレス曲線の取り扱いの勉強が不足しています。罪の意識は生涯付きまとうので、その存在の意味をキチンと把握しておくと、健全な取り扱いが出来ます。罪の意識は人が幸福になる為のシグナルですので、もし、罪の意識を感じたら、避けることなく、その意味を明るく陰湿にならず、解釈していく必要があります。罪悪感から自虐的になるのは少々問題があります。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<996>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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