生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

正常と異常の別れ道:自分は、草原の中の大木か、雑草か?:その3:第6章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年04月05日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「自分の個性の美」を見つける方法にも、ちゃんとした考え方があります。自分の生育史は世界にたった一つしかありません。その貴重な生育史の中から、先ずはどうしても一つだけ冷静に選び出して頂きたい事があります。過去を振り返り、あの場面が一番、切なく辛い場面だったなあ、という場面を選びます。そして、今日に生き延びた、或いは、生き延びさせた自分の知恵、勇気、想いを色々楽しく回想します。その困難を乗り越えさせたものは何だったろう?その乗り越えさせたものは(1)positive なもの:何かを信じたか、自律性、自発性、勤勉性などの領域の感情か思索か、そのあたりのものを探ります。(2)哲学的な領域:人生そのものへの希望力、意思力、目的志向性、技能、何かに忠実だったから、愛、世話、知恵、以上の二つの領域から個性の美を私はあぶりだしていきます。今後も、この個性の美を意識化しておくと、死ぬまで襲いかかる色々の困難を乗り越えていく自信が生まれてきます。生育史上で困難を乗り越えた事例を沢山思い出すと、そこに自分流の傾向が見えてきます。他人の成功例も参考にはなりますが、自分の生育史での成功例を思い出した方が、はるかに効果があるようです。自分の生育史には光と影、表と裏、成功と挫折の法則が無限に存在しています。以上の思索はエリクソンの原理から思索したものです。こうして厳しい人生を生き抜いていく場合のセルフイメージは「草よりも大木」だ、と言う自信が必要となり、言語も重要ですが、「個性の美」を「大木としてイメージ」にしていると、いざ一番、という瞬間に、堂々として決断できます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:240>

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