生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

正常と異常の別れ道:自分は、草原の中の大木か、雑草か?:その1:第6章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年04月03日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
セルフイメージの力、その効果の高さに驚愕したことがあります。40代のころ、台湾の恩人に報いるべく彼の職業「海運業」のお手伝いをしたことあります。貨物船(1万トンから5万トンクラスの船)を傭船し、その荷物を探す「海運甲仲業」という分野の仕事でした。世界の慣例から甲仲業者は運賃の0.0125パーセントを仲介料として荷主から頂きます。例えばペルシャ湾から燐鉱石をバルクで台湾まで運ぶと、相場にもよりますが、当時、運賃は米ドルで24万ドル、その収入は3000ドル。こんな仕事を10年位お手伝いしましたが、慣れてきますと、中古船を共同で購入出来るような立場になります。共同で古い船を1隻購入しましたが、購入にいたるまでの、セルフイメージとして、自分が船のオーナーとして、船主室に堂々と座り、世界地図を見ながら、あれこれ海運業の成功を夢見た自分を思い出します。逆に仕事が大変だ、大変だとネガティブなセルフイメージですと、この雄大な仕事は上手くいきませんでした。どんな業界、職業分野でも、成功した自分をセルフイメージするのと、挫折した自分のセルフイメージでは、その結果は全然、違ってきます。セルフイメージは常に、成功した自分を念頭に描くことの重要性を身をもって体験した良き思い出です。50代の初めに、恩返しが終わった、と思える仕事に成功しましたので、海運業のお手伝いはやめましたが、とても良い体験をさせていただきました。人生でのこの海運業のお手伝いは実に豪快で楽しく、私の懐かしい良き思い出の一つです。台湾の恩人は今では大富豪です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:238>

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