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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

人生を豊かにする<嫌悪感>、え、本当?

2006年10月19日 | 第1章:愛の領域
心の優しい人ほど、日常の気になる人(夫婦、親、友達、職場の上司等)から嫌な感じとか<嫌悪感>を感じさせられると、自分がまだ人間が出来ていないから、と考え勝ちです。この<嫌悪感>はとても大切な感情で、嫌悪感から解放されたむこうの世界はその人を幸せにする方向を暗示しています。嫌悪感を無理に取り除こうとすると人格破壊が起きてきます。日々付き合う相手が、自己愛パースナリテイ障害的な要素を持っているとほぼ間違いなく、日々、嫌悪感に苦しまされます。嫌悪感を感じさせる相手がどんなに偉い立場の人でも、自分を非難しないでください。反省は大切ですが、自分を嫌悪感に押しやる相手が存在した場合、まず静かに観察してください。決していきなり自分が悪いと思わぬ事です。馬鹿にされて嫌悪感を感じないあなたは本当の幸せを得るチャンスを失います。朝焼けのように暗い世界から明るい希望のある世界へと導く嫌悪感は、とても大切な幸福への指標です。:<馬鹿にされた場合:21-5>:

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<のだめカンタビーレ>に見られる健全な劣等感

2006年10月18日 | 第1章:愛の領域
友人の紹介でテレビドラマ<のだめカンタビーレ>を楽しく拝見しました。のだめさんの劣等感は実に健全で微笑ましく久しぶりに懐かしい人間に出会えました。生き甲斐の心理学理論から拝見すると(1)アイデンティーの統合度は健全(2)防衛機制は健全(3)現実吟味力は大変乱れていました。さて日常生活で感じる劣等感は2種類あります。相手が自己愛パースナリテイ的な性格の場合か、自分の現実吟味力が不足している場合か、そのどちらかでしょう。のだめさんの場合は周囲からの強烈なリアクションが降り注がれているにもかかわらず、その防衛機制上の五感と体感は健全にフルに回転しているので見ていて嬉しいくらい健全です。五感と体感に忠実な人は変態と云われようが幸せなようです。:<馬鹿にされた場合:21-4>:

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泣き寝入りの想い出

2006年10月17日 | 第1章:愛の領域
美しい人生の想い出は将来を楽しく豊かにしますが、泣き寝入りの想い出は人間をゆがめていきます。想い出しても悔しくなる感情は、周囲の人に八つ当たりする悲劇をももたらします。どんなに意志力のある人でも、この泣き寝入りした嫌な思い出があると、人を虐めたり、八つ当たりしたり、人を哀しめたりするエネルギーに変身していくものです。泣き寝入りせざるをえない相手は親、上司、先輩、恋人、仕事の関係先に<自己愛パースナリテイ障害>の人物が関係しています。自分を反省するのは大切ですが、泣き寝入りしはじめたら、自分を責めないで、先ず、待てよ、ひょっとして、この相手は自己愛パースナリテイ障害の人では?と疑って、出来れば今後、泣き寝入りしない努力をしましょう。:<馬鹿にされた場合:21-3>:

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相手がお馬鹿ちゃんに見えた場合は?

2006年10月16日 | 第1章:愛の領域
逆に自分が<自己愛パースナリテイ障害>だった場合の自己診断の基準は、周囲の人が<馬鹿に見えてきた>ことが判断基準です。自分がとてもユニークで個性豊かで自信に充ち満ちているなあ、と思ったり、感じたりしている場合に感じる心境です。私の心理療法の先生(国内外の)は優れた先生達でした。更に強い刺激的な言葉を中国の太極拳の大先生が私に与えて下さいました。<師範となり弟子が馬鹿に見えたら師範を返上せよ>でした。この言葉が一番胸を刺しました。:<馬鹿にされた場合:21-2>:

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馬鹿にされたあなたは、どうする!

2006年10月15日 | 第1章:愛の領域
<自己の重要性、ユニークさに関する誇大感:(専門用語です)>の異常な人(Yさんと呼びます)が、あなたの相手の場合に、あなたはいつも馬鹿にされたような気分で日々を過ごします。しかしYさんは大官庁の大物であったり、親、夫婦のどちらかか、職場の上司、先生・指導者の場合、殆どの人は自分が悪い、と考えてしまいます。変だなあ、と思いながら、あなたは劣等感を感じたり、嫌悪感を感じて何と自分は駄目なんだろうと思い逆に相手のいいなりになつていく、我慢して泣き寝入りする日々を送り、気の弱い人は自信喪失、自殺までしてしまいます。このYさんはひょっとして自己愛パースナリテイ障害と呼ばれる人かもしれません。自己愛パースナリテイ障害という愛の病気について暫く勉強していきます。:<馬鹿にされた場合:21-1>:

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嫌われ松子の転落人生?

2006年10月14日 | 第1章:愛の領域
ドフトエフスキーの<罪と罰>と重ねながらテレビドラマ<嫌われ松子の転落人生>を観ました。さて現実吟味力が不足すると美しい感性と優しい感情はたちまち世の中の悪人達の食い物にされます。何とか世の中に役立ちたい、と願う人も居れば、どうしたら人を騙してやろうか、と真剣に思索し行動する人々も居ます。こんなやりとりは人類滅亡の日まで永続するでしょう。現実吟味力があれば松子は転落せずに済みました。自分の感情と体感を大切にする方法を彼女は知りませんでした。感情を抑圧する生活は人生を狂わせます。嫌われ松子の美しい青春時代は輝いていましたが、喧嘩の仕方(理性の働かせ方)を知りませんでした。悪人と戦う方法を知りませんでした。泣き寝入りしていました(感情の抑圧)。美しい愛を実現する方法を知りませんでした。考え方の統合の方法も知りませんでした。理性の働かせ方とは(1)アイデンテイテイの統合(2)防衛機制(3)現実吟味力の3つをバランス良く働かせる方法を学ぶ事です。考えさせられるテレビドラマを久しぶりに楽しみました:<愛の病気:20-5>:

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宇宙の仕組みと心の仕組み

2006年10月13日 | 第1章:愛の領域
宇宙の仕組みは科学で色々説明されていて、大変興味深い知識と知恵を与えてくれます。心の仕組み、特に人の性格が形作られていく理論にも色々の説があります。宇宙の仕組みと心の仕組みの各学説の中から、どの説を取り入れて生きていくかは、その人の自由です。一番重要な事は自分の人生を暗くする学説は無視しましょう。生きる希望と勇気と愛を与えてくれる学説以外は無視しましょう。ここで推奨する説は宇宙は人に優しいという説、人を幸せにする為にこの宇宙は誕生しているという説、人の心はその優しさを感じ取る力があります。森や四季の変化の美しさ、夜空の星達を静かに見てみましょう。その時、感じる何とも言えない感動と喜びが宇宙からのメッセージです。心の仕組みも同じように出来ています。素直に深層からの声を聞く技術を学ぶと、どんな厳しい現実の中でも、暖かい聖霊の優しさを感じます。愛の病気を生む暗い学説を無視しましょう。:<愛の病気:20-4>:

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自殺しては駄目だよ!

2006年10月12日 | 第1章:愛の領域
心優しい人に忠告します。自分はもう駄目、と自殺してはいけません。身体症状が出るまで、自分を咎めては駄目です。さて、どうして人は自分を駄目だとか、絶望して心の病気になるのでしょうか?理由は沢山ありますが、一番の原因は心があまりにも優しいからです。この世を生き抜く為には、逞しい男、逞し女にならないと生きていけません。この世をはかなみ自殺する程、この世には価値はありません。本当です。人の生命こそが一番価値があります。死んでは駄目。死んだつもりで好きな仕事や使命を見直して、その成功に向かって飛び込んでいって下さい。あなたを自信喪失させている一番の原因は夫婦、上司、大切な立場の人の中に<自己愛パースナリテイ障害>という心の病気を持った人が居る場合、あなたをじわじわと自信喪失に追い込んでいる事例が多いのです。<逞しく生き抜く決意>を持ちましょう。それが<世界最高の名薬>です。:<愛の病気:20-3>:

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愛せない人

2006年10月11日 | 第1章:愛の領域
成田離婚と言う社会現象がマスコミで一時話題になりました。離婚の理由は色々ですが要は愛せなくなったのです。<愛は訓練>と言う基礎知識の欠落もありますが、ここでは愛の病気について思索しています。<愛とは何か>の名言は山ほどありますが心理療法の世界では<自己愛パースナリテイ障害>の事を中心に定義し絞り込んで対応し人々の役に立とうと努力しています。。愛したくても愛せない、愛する方法が分からないと悩むケースを考えます。成人式を終わっている人は今更聞けないので大変苦しみます。これは治療でなおせますが時間がかかります。原因は<愛の原型>が病的なのです。この治療をこれから200回くらいに分けて書いていきます。読むほうも大変でしようが勉強して下さい。愛される喜びよりも愛する喜びのほうが大きいので人生の最大のテーマです。:<愛の病気:20-2>:

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愛を感じない悲劇

2006年10月10日 | 第1章:愛の領域
たまにですが、どんなに人から愛されてもそれを感じない人が居ます。これは本人ばかりでなく、その人を愛した人も悲劇です。仕事も成功し、家族も居る、表面的にはニコニコする時もある、けれども、そこはかとなく淋しそうで、はっとするような冷たさがある、本人の心の深層は愛の孤独感にいつもさいなまれている、カリスマ性はあり、或程度、社会の上層部でリーダー的な地位を占める、しかし部下は才能を伸ばしてもらえず、自殺する人もある、そんな人を見かけませんか?これからこの自己愛パースナリテイ障害という心の病気について考えていきます。この自己愛パースナリテイ障害は悲劇ですが、治療する事は出来ます。:<愛の病気:20-1>:

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思考・感情・行動の原理

2006年10月09日 | 第1章:愛の領域
人間の心の仕組み・原理の中でも<思考・感情・行動の原理>は最高クラスのものです。ABC理論と云われている仕組みの上位から3番目の重要なもので、この原理を日常生活で意識して使用すると良い意味での感情が燃え立ち、明るく元気に自己実現への道を邁進します。選択肢が沢山存在しているけれど、どれが正しいか、を最終的に迷った時、先ず幾つかを選択し行動してみると何らかの感情が湧き出します。湧き出した感情を大脳が識別してくれます。最高に心地よい感情を生み出してきた選択肢こそ私達の自己実現への道を示してくれています。しかもその湧き出した感情が周囲の人々を豊かに愛せるような気分にしていたら、正に、自分と周囲を幸せにしていける選択肢を私達は選んだ事になります。思考・感情・行動を上手に活用しましょう:<Bの領域:19-5>:

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現実吟味力の変な人

2006年10月08日 | 第1章:愛の領域
日常生活の中で厳しい現実を素直に認め、その上で吟味力を発揮すれば、大地に足のついた着実な自己実現への道を歩む事が出来ます。自己実現への道を歩む為には誠実なパートナーが必要です。そのパートナーの誠意とか愛情を素直に五感と体感で感じ取れれば、勇気も生まれ、正確な行動も生まれてきます。竹のように素直に成長していれば、この愛を感じるのですが、曲がりくねって成長していると、現実吟味力がチンプンカンプンで、的はずれの場合が多く、本人も周囲も混乱していきます。この現実吟味力が変になっている理由の大半はその人の愛の領域に於ける<愛の原型>に少々欠落したものがある場合、その愛の孤独感から現実を素直に認める力も欠落してくるのです。これから当分、この問題に触れていきます。:<Bの領域:19-4>:

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あなたは感情過敏症か?

2006年10月07日 | 第1章:愛の領域
家系、遺伝、育ちの環境から本人の意志、努力に関係なく、日々の生活で生起する森羅万象に過敏過ぎる人が居ます。五感と体感を重視する心理療法の勉強では、この傾向は歓迎すべき点がありますが、厳しい現実の生活に立ち戻る時、心理療法家は過敏症に注意しなければなりません。人々を幸せにしたい、と努力する努力過程で訓練する<感受性訓練>の結果、心理療法家はこの地獄に陥る危険がある事を意識して生活しましょう。数千年、化石の中に存在した蓮の種が沼に戻されて美しく咲いた話には感動します。<感情過敏症ではない心理療法家>は苦しむ人々との泥沼のような感情生活の中でも、美しい花を咲かせる力があります。さて遠慮しつつ感情過敏症について解説してきましたが、人類全般、人間にはこの感情の制御が出来ない人々が大半です。思考、感情、行動のバランスをもう一度、この感情過敏症の視点から反省すると政治、経済、宗教、人間関係の真実と哀しさが見えてきます。:<Bの領域:19-3>:

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混沌から納得の人生へ

2006年10月06日 | 第1章:愛の領域
人の悩みの発生は3つのルートを経て生まれてきます。厳しい現実に巻き込まれた時、(1)どう考えたらいいのか、(2)生まれてきてしまう嫌なこの感情をどう処理したらいいのか、(3)どう行動したらいいのか。この3つは人生の3大車輪と云われているものです。この思考、感情、行動の3つのバランスが良いと、困難な人生を生き抜いていけますが、バランスが悪いと崩壊していきます。(1)のどう考えたらいいのかを<アイデンテイテイーの統合>といいますが、この考え方がばらばらですと、どんな健康体の人でも、不安感が増えたり、怒りっぽくなったり、身体症状が出たり、躁鬱になったり、錯乱したりします。あなたの3つのバランスはいかがですか?しばらくはこの領域を勉強して逞しいお城を築き上げましょう。:<Bの領域:19-2>:

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<悩み>と<愛の孤独感>の深い関係

2006年10月05日 | 第1章:愛の領域
Yさんは明るく元気に生きていきたい、と願っていますが何故か悩み深い生活を送っています。悩み深い人を専門的に分析し色々とフィルターにかけていきますと、最後に残るものが、殆どの場合、その人の<愛の孤独感>です。愛の孤独感、この言葉は人類にとって一番嫌な、恐ろしい言葉です。プライドを傷つけ、希望を無くす言葉ですから。しかしこの愛の孤独感を素直に認めると、この恐ろしい領域から脱出する事が出来ます。そろそろこの第1章<愛の領域>の一番難しい<自己愛パースナリテイ障害>の準備をする時期にきました。愛の病気と呼ばれている領域です。この問題をワンポイントレッスンで学習するのは難しのですが、禅寺の庭を眺めながら挑戦していきます。:<Bの領域:19-1>:

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