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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<鬱>は<最大の幸福感>に変換出来る!

2008年08月25日 | 第5章:暗い感情の領域
人間が暗い感情への道を歩み出す第一感情が<不安感>である事を再三述べてきました。どんな人間でも憂鬱な感情を持つものですが、憂鬱な感情の深い人は、それだけ<幸福感>に敏感なので、森羅万象の解釈を明るい方向へ、楽天的に解釈する訓練さえすれば人一倍幸福感を味わう能力のある人です。どんな解釈をしてしまうと自分が暗くなるか、自己分析しながら<明るい感情生活を願い>努力すると、必ず幸福な自分を発見します。:<鬱と幸福感:191-5>:
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五感に響く愛に生きている男女の幸福感

2008年08月24日 | 第5章:暗い感情の領域
入院してくる患者さんを分析していくと一概には言えませんが<思い込み>の強い人が多いようです。五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を無視する人が心を病みやすい傾向にあります。身体や心で感じている事と意識、口に出す言葉があべこべの場合、とかく偽善に繋がり、身体症状になりやすい。意識、言葉、身体、心が統合されていると、内容がどうあれ、実に清々しい健康的な精神状態が保持されます。更に言えば、いつも、出来るだけ、心の中では隠し事も無く、<真善美>を楽しむ思索をしていると一段と平安感が保持されます。心から愛しあっている男女の世界には表と裏はありません。:<鬱と幸福感:191-4>:
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俳優の墓

2008年08月23日 | 第5章:暗い感情の領域
面白いホームページ:俳優の墓 :
http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/h-haiyuu.htm
を偶然知りました。私の大好きなオードリーヘップバーン、グレースケリー、その他大好きだった俳優さんのお墓を訪問出来ました。このHPの作者に感謝いたします。日々憂鬱なことに遭遇したとき大好きだった俳優さんのお墓を訪問し<メメント・モリ:自分の死を想え>と言う言葉を味わううちに元気が出てくるのです。今の悩みなどは自分の死の前に空しい、さあ、元気で生き抜いていこう、と幸福感と勇気が出てくるのはなぜでしょう?祈りの効果かなあ。<鬱と幸福感:191-3>:
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生きる意味

2008年08月22日 | 第5章:暗い感情の領域
大学病院のトイレは色々危険な病原菌が存在しています。その掃除をして下さる方にこんなおばちゃんがいました。嫌な仕事だと心底思っていますが、それでも自分の考え方を明るく修正しようと<この仕事は誰かがしなければならない、どうせやるなら徹底して綺麗にして人々が気持よく過ごせるように>と考えていました。<生きる意味を真善美に解釈>しようと努力された人でした。表情は明るく爽やかなおばさんでした。人々に愛され、おばちゃん、おばちゃんと学会の帰路、お土産を買ってくるスタッフも沢山いました。どんな環境でも働く意味を探究しつつ生き抜いていきたいものです。このおばちゃんの沢山の子供の一人は今、有名なお医者さんです。:<鬱と幸福感:191-2>:
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明日では遅すぎる?

2008年08月21日 | 第5章:暗い感情の領域
躁鬱病の原因のうち、心因性病理の場合の対応の話です。時間はかかりますが、必ず治りますから希望をもって根気よく対応する必要があります。種から芽が出て大木となるように不安感(種)を放置しておくと、怒りの段階になり、それを放置しておくと身体症状、そして鬱、最終は錯乱(大木)となります。人生のどの段階にいようとも、また、ストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5段階)の鬱の段階にいようと、明日では遅すぎる、と言う事はありません。まずは自分を支配している最初の段階である<不安>がどんな理想と現実のギャップから生まれているのか、その不安感を掴むま事が大事です。:<鬱と幸福感:191-1>:
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心許した人

2008年08月20日 | 第5章:暗い感情の領域
人には、どうしても好き嫌いが生まれてしまいます。この好き嫌いの傾向について色々批判はありますが、互いの成長の為にも必要な現象かもしれません。人類全員が互いに大好き、の関係になると、どんなことになるでしょうか?光と影、陰と陽、表と裏の無い人生はつまらないような気がします。しかし心許した人のおかげで、人は魂と心と身体が解放され、癒され、元気を貰えます。何を話しても厳しく批判されず、安心して存在出来る友人、恋人、親族を持てた人は最高に幸せ。そこには爆発も暴走もありません。:<爆発と暴走:190-5>:
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解釈いかんで発病していく!

2008年08月19日 | 第5章:暗い感情の領域
森羅万象をどう解釈していくかは、人の自由ですが、解釈を間違えると他者を攻撃したり、被害妄想に陥ったり、色々です。自由意思を持つ人間は、この点、苦労する人も出てきます。特に学生時代も終わり、いよいよ社会に突入した場合、職場、色々の人間関係の中で、どう解釈すべきか、悩むところです。人は非常に弱い存在なので、自分を不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱に追い込むような解釈をしないように気をつけて生きていきましょう。自分の解釈の問題ではなく、何か具体的な他者からの嫌がらせが明確にある場合は親友や知人と相談し、それでもうまくいかないときは気楽に警察と相談する習慣をつけた方がいいでしょう。身近には意外とカルト的人物がいて怖いものです。<爆発と暴走:190-4>:
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<怒りを昇華する方法>を意識すると!

2008年08月18日 | 第5章:暗い感情の領域
身近には、ただただ怒りまくる人もいれば、怒りのエネルギーを別なものに転換させている知恵者もいます。怒りを昇華する方法を知らない人々を見ると切なくなります。<怒りのエネルギー>を<愛のエネルギー>に昇華した天才がマザーテレサですがインドでの貧困政治への怒りを政治運動に昇華せず道端で死にゆく人々の救済と愛に昇華していったあの知恵は多くの人々を幸せにしてくれています。自然に湧いてくる怒りのエネルギーは生き抜く力とも言われています。:<爆発と暴走:190-3>:
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アメリカの某死刑囚の話

2008年08月17日 | 第5章:暗い感情の領域
サンフランシスコ湾に浮かぶ刑務所で最後を迎えた某死刑囚(100人以上を殺害した人)が絞首台に向かう時<世の中の為に生きたのに、なぜ、自分が絞首台にむかうのか?>と話した記録があります。心理療法を学ぶ学徒は生涯この事例を考えさせられます。人間が魂、心、身体で構成されている場合、魂は愛そのものだとして、心と身体が何らかの理由で暴走したのでしょう。案外、死ぬ瞬間は魂が心と身体に打ち勝ち、愛の想いが勝ち、別な優しい思いと反省のうちに神様のもとに召されたかもしれません。マザーテレサのような人も居れば、この死刑囚もいる人類社会、改めて愛に生き抜くことを真剣に考えたい:<爆発と暴走:190-2>:
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善人の爆発、悪人の爆発

2008年08月16日 | 第5章:暗い感情の領域
何が善人で、何が悪人か、区別は難しいところですが、大学病院での治療で感じた人間の欲求不満について思索していきます。その不満の遠因が恨みつらみ、逆恨み、勘違い、誤解、独断と偏見からにしても、爆発させておかないと心の病になるなあ、と診断することが沢山ありました。我慢の限界を超えると人は病気になります。爆発させれば身体症状は解消していきます。善人の爆発、悪人の爆発、極端な表現になりますが、今回は、この爆発と治療について思索していきます。:<爆発と暴走:190-1>:
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愛の力と魂の力

2008年08月15日 | 第5章:暗い感情の領域
ハーヴァード大学のリポートに祈りの効果、と言う面白い論文がありました。同じような症状の15名の患者さんをAとBの二つのグループに分けました。Aのグループの回復の為に病院のスタッフが祈りながら治療に当たるグループと祈らないグループ、その結果、祈るグループの治癒率が遥かに高かったという論文。私達のNPO法人の仲間にもそういう傾向があり真剣に互いを大切にし、互いの魂を想い、人生をかけて支えあうエネルギーを想うと改めて愛の力と魂の力を感じます。
愛の源は何処からくるのか、色々の説がありますが、やはり自分が持つ魂をどう解釈しているかに源があるようです。人類それぞれが持つ魂は愛そのもので、心と身体は憎しみの状態にあっても、互いの魂だけは愛し合っていると信じられる人と、そうでない人との愛情関係は相当の隔たりが出てしまうのは当然のことでしょう。
人間関係でいろいろあつても魂を信じ合えることで深い愛の関係が醸し出されます。<病と気:189-5>:
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対人恐怖症と言われて!

2008年08月14日 | 第5章:暗い感情の領域
日本社会での心理学の学位保持者の某団体の会食中、いきなり余り知らない人に<あなたは対人恐怖症ですね>と言われ、驚きました。欧米で教育を受けた私は、食事中は政治、宗教の話題はしてはいけない、長い沈黙の続く席の場合は、同じテーブルの人々が心地よく会話をしながら楽しく食事が出来るよう話題を提供すべし、という教育を受けていた私への言葉だったのです。色々と考えさせられました。食事後、その人以外は、お陰様で珍しく楽しい会食でした、と感謝されましたが、更に4日も続くその会合での一日3度の食事では私はその人の居ない席に意識して座っていました。自分の人物の小ささを痛感しましたし、日本社会での対人恐怖症とは何だろう、沈黙は金なりという日本社会での治療を改めて考えさせられました。
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美しい解釈をする人に天はチャンスを与える!

2008年08月13日 | 第5章:暗い感情の領域
身近に、いろいろの哀しい事件が起こります。世間が悪い、これはあいつのせいだ、と簡単に処理すれば何となく早く精神衛生がよくなりますが、自己実現への道を明確に持っている人の場合は、世間や相手のせいにして処理するよりは、ここで学べることはないか、事件を起こした人の立場にたって解釈をしなおしてみると、面白い事に気づきます。他者否定は簡単ですが、他者肯定的な解釈をしていくと、自分自身が明るくなり、その明るい解釈を語ると自分に好意を持つ人が増えてくるばかりでなく、良い仕事が舞い込んでくるようです。他者と世間のせいにしないで、人の振り見てわが身を正す生き方は友人に恵まれて、楽しく人生を生き抜く知恵があたえられるようです。:<病と気:189-3>:
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心が原因で身体に症状がでる遠因とは?

2008年08月12日 | 第5章:暗い感情の領域
これでも私は随分と遠慮して書いています。世界の学会の常識なので誰も書かないものを書いてみますと、心が原因で身体に症状が出る遠因は6つあります。下記に書いてみます。(*1)現代の地球人口66億の人間は、それぞれ生まれてきた尊い使命を持って生まれてきました。さてあなたの使命(自己実現への道)とは何でしょう?(*2)楽しく生き抜いていく上での考え方に整合性がないと、人は心の病気になりやすい。整合性とは何でしょう?(*3)心に異常な緊張を持つと発病する。異常な緊張とは何ですか?(*4)現実吟味力の無い人は発病する。さて現実吟味力とは何ですか?(*5)暗い感情と明るい感情のバランスを知らない。バランスとは何ですか?(*6)心の健康度を測定するメンタルスケールの知識がない。メンタルスケールとは何ですか?以上の6点が世界の常識ですが、いかがです?<病と気:189-2>:
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思った瞬間に心地が良くなる精神現象

2008年08月11日 | 第5章:暗い感情の領域
思った瞬間に心地が良くなった、という経験をお持ちだろうと思います。思う内容が綺麗なガールフレンドであったり、神仏の愛、薔薇の花、森の中の透明な池であったり、いろいろです。香り(嗅覚)、感触(触覚)、心地よい音楽(聴覚)を伴う思いは、もっと人を幸せにしていきます。厳しい夏はまだまだ続きそうですし、人生はまだまだ厳しい試練を与え続けますから時々、この思った瞬間に自分を心地よくする思い出を繰り返し楽しむ習慣をつけると、生き抜く大きなエネルギーが簡単に湧きだします。持病があればある程、この回想習慣は明るく元気な気を与え続けます。<病と気:189-1>:
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