五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

江戸の歴史散歩

2014年07月08日 | 第2章 五感と体感
先日、新宿歴史博物館に行きました。私達のNPOを共に運営しているMさんが御実家に近い新宿歴史博物館を会場に勉強会を開いてくださいました。

現在の地図、江戸時代の地図を照らし合わせてみると、東京は昔の地名が案外多く残っていることに気付きます。

我が家も祖先が新宿とは縁があり、江戸の山の手言葉の義母の話す言葉が美しく、関西と関東でごちゃごちゃに育った私から見るとお姫様の様な言葉遣いであり、とても心地が良かったことを思い出されます。
結果、真似出来るものではありませんでした(笑)

そんなことを思い出しながら勉強仲間と博物館も見学。

そこには、内藤新宿の元祖甲州街道の大模型があり、完全な復元ではないそうですが、江戸の庶民文化が醸し出され、一日眺めていても飽きない模型です。

江戸から昭和にかけて新宿に住んだ文豪の展示もあり、都電まで設置されており、しかも昔の伊勢丹の写真まで展示しています。大正生まれの義母が伊勢丹の地下のスケート場が憩いの場所だった事を聞いていたので、女学生の義母が楽しく遊んでいた光景と重なり、都電の線路を挟んで義父に付きまとわれた思い出話なども思い出し、博物館の展示で満喫しました。

新宿歴史博物館は、四ツ谷と新宿の間にあります。江戸幕府の武器が貯蔵された御持組、その近くには鬼平犯科帳で鬼平が活躍した幕府が面倒な事件を適当に解決する御先手組もあり、歴史の舞台を想像すると楽しさが倍増します。

東京の今・今・今を過ごして半世紀。良く考えてみると、半世紀も経っちゃったわけで、自分自身も歴史を語れるだけの年数を生きてきたことにもふと気付いたり。。。

5歳ぐらいの時に新宿伊勢丹で松本清張氏が一階のショーケースに立ち、何かを買われていた光景が目に焼き付いている事も思い出し。。。

新宿歴史博物館、入場料三百円。三百円で楽しむことのできる楽しい博物館、夏休みの散策にうってつけです^^。

企画してくださったMさんありがとうございました。また、ぜひ、ここで集いましょう。

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自分の見えているもの・・・

2014年07月07日 | 第2章 五感と体感
「私」という一人称が、自身で感じ、自身で解釈している事柄は、自分自身にとっての実在でありましょう。

第三者がいくら「あなた」に対して、心配してくれたり、説教してくれたり、怒ったりしても、自分自身の問題は、自分自身が理想と現実のギャップで不安感を自ら体感しない限り、問題解決には至りません。

心理学者カール・ロジャーズの理論を学んだ時に、自分の概念は、あまりにも自分にとっては当たり前過ぎる事なので、他者の事など、ほんとうにわからないもんだ、、、と、腑に落ちました。

できることなら自分の現実を吟味できるよう、頑なであろう防衛機制に気付いていきたいものです。

自分がそうであろうと思う防衛機制は、自分を生き延びさせてきた大事な自分の守り方でもあります。

その防衛機制に潜む自分の不安感の種類が受容できると、人は何故かカタルシスを起こしていくから不思議です。
それが、世間でよく言われている「自己受容」というものだと私は解釈しています。

人は他者との協同で何かを成していきます。
独りよがりでは、「協同」つまり心を合わせて一つの事を成就することはできません。

和をもって尊し。という意味には、他者になびきながら事を成すということではなく、共有した一つの目的に関し、互いの立ち位置をそれぞれが上手い塩梅で探し、その中で自分の役割を見い出していくことの尊さを言っているのだと思っています。

自分自身を愛することはとても大事なことです。
しかし、
自分の主張や自分自身を愛することばかりを優先しているようでは、話になりません。

他者と自分の距離感を上手に測り、さりげなく自分の位置を決めることができるようになりたいものです。

そのためには、「自分の傾向に前向きに気付くこと」がどうしても避けられない作業の一つとなるのです。

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体調管理

2014年07月04日 | 第2章 五感と体感
また梅雨空が戻ってきました。

長崎では50年に一度の降水量を記録し、その梅雨前線が日本列島を西から東へ移動中です。

湿度が高いと、自分の身体と外の水分量が同じくらいになったような感覚になり、逃げ場の無い体感を得ます。頭が痛くなったり、身体がだるくなったりと、あまり歓迎する気候ではありません。
そのような中、夏休み前の試験勉強をしている中高生の生徒さん方、大変お疲れ様です。

私もどうもこの気候は苦手です。急に気温が下がり始める12月に入る頃とお正月から小寒、大寒は、免疫力が下がるので、体調管理に気をつけますが、梅雨の季節は体調管理のしようも無く、梅雨のサウナにつかったような湿気は直接自分の身体に影響を及ぼします。

梅雨の只中の季節と気温がぐっと下がる時期は、私の体調が要注意の時期です。
逃げ場の無い気候の時期は、カラッとした気候のどこかへ行きたい気分になります。

梅雨明けまでの当分の間、静静と暮らしたい思いもありますが、そういうわけにもいきませんので、エアコンを利用しながら工夫して過ごしたいものです。

お身体に気をつけて。。。


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応えること

2014年07月03日 | 第2章 五感と体感
生まれてから今日までの自分の生育史は、自分の傾向を成していきます。何かの答えを出さなくてはならない時も自分の成りに相応しい答えは自分自身が腑に落ちない限り納得はできる答えは見つけることはできないでしょう。

永遠に自分に応じた答えが自分の手に入らないとしたら、どのあたりで折り合いをつけるか、または諦めるかは、そのことを自分自身が受容しないといつまでも答えを求めて永遠の旅を続けなくてはなりません。

具体的な目的であれば、100パーセントの達成として満足する体感を得られるでしょうが、目的が精神性のものであれば、100パーセント達成して、叶えるという目的自体を見直さなくてはならないでしょう。

自分自身の整合性を構築するには一つの何かに出合い、それについて真摯に学び続けることで何かを成したり崩したりしながら自分の取り扱いに整合性を成していくことができたら、何と幸せか。。。と、思います。

明確な答えが出せないものは、何か一つの事に取り組み、その経験の織り成しから見えたり隠れたりするものかもしれません。

今、答えが出せなくても、自分自身のテーマに自分がその時その時応えていくことで、答えと混乱の間を取り持つ知恵が生まれてくる時が訪れると信じています。

そのうち、答えというものが必要なのか、答えというものが必要なものではないか、判別もついてくることでしょう。

「生きている自分」という存在こそが、自分の一番大切な「一つの出合い」でありましょう。

禅問問答のようになってしまいましたが、答えは自らに応えることから導き出されるとしたら、はて、自分自身をどう取り扱いましょうか。。。(また振り出しに戻ってしまいました^^;)人生はメビウスの輪とも云えそうです。こういうことを宇宙の神秘と云うのかもしれません。


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夏を祝う

2014年07月02日 | 第2章 五感と体感
夏至の祭は世界的な祭ですが、日本では一年の半分となる6月30日は夏越し大祓いです。
京都では水無月というういろうの上に小豆の餡が乗るお菓子を頂く風習があります。夏越しでは、神社の茅の輪をくぐり、一年の半分を祓い禊ぎます。
日本の古くからの風習です。

我が家の近所の和菓子屋さんでは水無月は作っておらず、関西の和菓子屋が入っているデパートに行かないと手に入りません。
恵方巻きが関東で浸透したならば、次は「水無月」ではないでしょうか。

無事に水無月を手に入れ、出先の皆さんと頂き、幸せな時を過ごしました。

雅な都の風習を模すいにしえの東人(あずまびと)の気持が重なり、京都に住まうSNSのお仲間がアップする夏越を過ごす写真に羨ましさも覚えながら年の半分を過ぎ越し、新たな気持で7月1日を過ごしました。

梅雨は未だ続きますが、一年の後半を新たな身心で始めたいものです。

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