今朝の沙羅双樹「夏椿」
あっという間の一学期と沙羅双樹 2017年6月27日
7月に入ると試験が始まり、あっという間に夏休みに入ります。
保護者の皆様にとっては、普段の生活のリズムが変わる分岐点の時期でもありましょう。
4月からの3ヶ月間程経過すると、新たな環境に慣れ、緊張が解れだし、体調が崩れやすくなることもありそうです。
それに加えて、梅雨の湿気や低気圧によって具合が悪くなることもありますので、自分の体調の変化の傾向を見計らってみることも、この時期意識したいことの一つです。
我が家の沙羅双樹「夏椿」の花は、そろそろお終いの気配ですが、今朝も雨に濡れていくつかの花が開いていました。
数年前までは、7月に被る開花が、気候変動のせいか前倒しになっています。
夏休みに入ると、泊りがけの講座が重なり、表装の作品展のための制作と作品展で一気に終わってしまいそうです。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰のことわりをあらはす
奢れる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
ひとえに風の前の塵に同じ
この季節、平家物語の始まりの章が、頭を巡らします。
乳白色で蝋のような沙羅双樹の花が一夜にして落ちる姿を見ると、祇園精舎の鐘が聴こえてきます。毎朝、そんな妄想、いやいや現実を思い巡らしながら、玄関先に落ちた沙羅双樹の花を掃うのであります。
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2017年公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所
7月4日 鎌倉腰越講座
7月25日 つつじが丘講座
NPOキュール東急セミナーBE講座
7月28日15時半~雪谷校
7月28日10時半~たまプラーザ校
7月の東急講座は、第四週金曜日に雪谷講座が変更となっています。ご注意ください。
(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)