五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

大寒の富士山

2016年01月22日 | 第2章 五感と体感
大寒の富士山 2016年1月22日

一年で一番冷え込む頃です。昨日は大寒でした。
仕事場に向かう電車から望む富士山は、裾野の途中まで雪がかぶり、青空を背景に白い姿を優雅に表していました。
美しい富士山に気付いた人々は、皆うっとりと富士山を眺めていました。
そんな電車内の光景もまた、富士山が日常にある私の幸福感の一つだと思うのでした。

寒さのピークが過ぎると、春節がやってきます。24節気を中心に一年を巡ると、一年の始まりは節分の次の日となります。邪気を払い、新たな暦が廻ってきます。
太陽暦での1月1日も年の節目ですが、体感的な循環を中心に感じようとすると旧正月の方がしっくりくるので、私自身、この間の一か月は、助走しながら2月4日を迎え、そこから一年の活動を具体的に始めるようにしています。
そのようなわけで、一部の講座である鎌倉・腰越や東京・つつじヶ丘の勉強会の年の始まりは二月からスタートとさせていただいています。
一月からスタートさせるもの、二月からスタートするもの、四月からスタートするもの等、一年を役割毎に始まりをずらすのも、繁忙を重ねない知恵の一つでもあります。

大寒の富士の峰を清々しく眺めるうちに、韓国の浄芳寺で頂いた岩清水の御茶の味が思い出され、一人一人の内に持つ答えがどんなに大きなものであろうとも小さなものであろうとも、すべては森羅万象に沁み込まれてゆく事に、泰然とした心持が自分の内に瞬間ではありますが、腑に落ちるように宿る体感を覚えるのでした。

寒波の週末、気をつけてお過ごしください。

☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

「生き甲斐の心理学/五感で観る」☆ クりック応援お願いします♪
人気blogランキング




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする