五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

解釈の仕方

2014年01月14日 | 第2章 五感と体感
昨日の高校サッカー決勝戦は熱かったです。
それぞれのチームが、それぞでの解釈でモチベーションを高めている姿がとても美しく輝いて見えました。
昨日は早朝からACミランのゲームでの本田選手デビュー瞬間に拍手をし、伊勢神宮の正宮正式参拝で体感したのと同じく寒気がする震えを感じ、いやいやこれが武者震いというものなのか、、、という感動を体験させても頂き、本田選手の母校星稜と親子鷹で話題になっていた富山第一の試合は、年に一度のお楽しみである高校サッカー決勝に相応しく、寒い時期に自ら動かずして動いた気分になった爽やかな一日を過ごしました。

人の解釈の仕方は、人それぞれです。

私とおんなじだわ~~、という印象を受けても、決して全てが同じではありません。

解釈をするときに湧き出す感情は、自分の生育史の何らかの経験と結びついており、具体的に何と結びついているかを意識せずしても、年月をかけて育んできた自分の思考を除外して解釈が無から生まれてくるわけではありません。

自分が生まれてから今日までの環境は、家庭環境だけでは無く社会、風土、慣習、風習、身体の状態に至るまで、つまり自分が生きている環境すべてのことを指します。

もし、自分の解釈が何らかの怖れと罪悪感に繋がるのであれば、その解釈がどこから生まれてくるのかを紐解く必要があるかもしれません。

自分が当たり前だと思っていた考え方が、他者にとっては驚愕に値するするものも実は一つなり二つなり、自分自身に持っていると言っても大げさなことではありません。

自分の解釈が健全であるか、不健全であるか。
自分の解釈は、何かに鎖されているのか?それとも開かれているか?

解釈によって、自分を活かす方向性が違ってきます。

せめて、自分は明るい解釈の傾向であるか、暗い解釈の傾向の持ち主であるか、自己概念が固いか柔らかいか、ぐらいは意識化できると思います。

セルフイメージを意識化しておくと、不安感に陥ることを一歩手前で阻止することも可能になると思います。

何かが起こった時の自分の解釈の仕方、
誰かに何かを言われた時の解釈の仕方、
はてさて、どんな感情が湧いてきて、自分はどんな考え方が背景にあるのか、、、。

成育史は宝物です。その宝物を携えて自分という持ちモノを自分自身が活かしていくのです。

だからこそ、御身を大切にしていきたいものです。

人生の経験を少しばかり積んできた人であれば、自分は帝王学的解釈なのか、庶民的解釈なのか、という分類をしてみるのも、社会に生き抜く自己分析の一つであるかもしれません。どちらにせよ良くも悪くもチラリと自分の解釈の傾向が見えてくるかもしれません。


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