五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

24節気霜降の頃

2013年10月24日 | 第2章 五感と体感
私の記憶では、この頃になると毛糸系のセーターを着ていたように思いますが、今年は台風のせいもあり空気の中に湿度が多く含まれ、寒いと思って上着を羽織って出かけても、結局は上着を手に持って帰路につくことが多いです。

台風27号、28号の進路も気になるところです。

24節気で見てみると、今は霜降の頃。「そうこう」とも読みますが「しもふり」と読んでもよいようです。
北の国では、霜が降りる季節ですし、富士山にも雪が被り、本格的に寒くなる頃でもあります。

表装の作業も、この頃から指先のささくれに気をつけ出す頃です。指が荒れていると裂の扱いが出来ません。ちょっとしたささくれに絹糸がひっかかると、それだけで裂を痛めてしまいます。
そのために指先のケアーは欠かせません。ネイルを楽しむこととは程遠い理由です((笑))
何故か男性からは、その気遣いの話題を耳にしたことなく、やはり女性は肌が弱いのか、はたまた家事労働が男性よりも多いせいか。。。それはわかりませんが、、、

雪降る前の準備は雪国に住む人にとっては当たり前のことかもしれませんが、この季節は雪に閉ざされる前の準備は私達の想像を絶するものだと思います。稲刈りが始まる頃からきっと一年の中で一番忙しい時期なのではないでしょうか?

幼い頃に住んでいた福井の大野市で、そのように働く人々を興味を持って眺める子供でした。
我が家はサラリーマンの転勤族。住まう場所によって風習が違えば、言葉も違うし、何と言っても人の解釈が違います。
その違いを子供ながらに「面白い」と思ったのが、私の比較文化という学問の始まりだったかもしれません。

冬支度が始まる頃、雪国の暮らしの光景をふと思い出します。

自分の生育史の中から育まれる解釈や考え方が自分を支配していることをしみじみと感じるのです。

冬支度の頃になるとピーターラビットの物語が生まれたウィンダミアの湖水地方やムーミン村が脳裏に浮かぶのも、私の生育史の何らかの経験によるものかと思います。

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