五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

然れど習い事

2013年04月07日 | 第2章 五感と体感
自分の趣味を深めるために教室に入門し、先生に教えていただくことは、大人であれば大人のお付き合いが大事です。

「自立」と「配慮」は、大人の習い事の基本かもしれません。

長年かけて技術を習得し、それを生業にしている先生に付くのでしたら尚更です。

幼い頃から何かしらの習い事をしてきた私自身、礼を欠いた若気の至りも多く経験しており、だからこそ自立した立場になり、他者から何かを学ぶようになった時に必要以上に気を遣ったりするのは私の若気の至りの経験学習からきているようです。

趣味の世界は、然れど趣味であるのです。
自分の好きなことを習得するために努力も必要ですし、勉強もしなくてはならないし、何よりも先生に習う時は謙遜でありたいものです。

趣味であるからこそ、「人と成り」が見えるというのもありそうです。好きなことをやりたいための情動の強化の傾向から、その人の生育史があからさまに見えてくるものです。「お里が知れる」と、表現すると解りやすいかもしれません。

「場を見て察することを必要とする日本人のこんなところが嫌だ」と思っている自分自身も「察することに欠く人」を見ると「空気読めないし、礼儀無いし、配慮が足りん!」と、怒ったり嘆いたりしてしまうわけです。

自分の趣味は自分自身の楽しみではありますが、習い事という場で他者との関係性の配慮に欠けたら「我儘な人」にしか見えてきません。

「呼吸が合う」ということはどういうことなのか、気功をしながら、自分との対話を繰り返していきたいものです。

呼吸を整えながら陰陽を巡らせ、心身共に健やかに生きることは、我田引水では得られないのです。


(注:ブログgooのメールは使用しておりませんので、左横のNPO法人CULLカリタスカウンセリング学会のアドレスにお願いします。)

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