五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

3月を迎える不安感

2012年02月24日 | 第2章 五感と体感

横浜:久良岐能舞台

昨年の3月11日。私は新宿御苑を散策し、9月に行う作品展の会場視察をし、定期的に行われている表装教室の指導員の勉強会に出席。表装の師匠の自社ビルで被災しました。
幸いにもビルの持ち主と共でしたので、渋谷の駅で寒い思いをせずに済みました。
翌日の午前中に家にたどり着いたものの、その後一週間くらいは時間が止まってしまったかのような感覚が自分の中に残っています。

ここ数日、春の訪れを感じる空気を感じると、あの時の体験が思い出されてきます。

3月11日を目の前にして、得も知れない不安感を感じる人は私だけでは無いと思っています。

津波と地震の大きな被害を受け、放射能の問題と直に向き合わなくてはならない方々が、季節を乗り越え、一年を迎えようとしています。

「あの時と同じような気候が自分の体験を蘇らせていくこと」を意識しておくのとしないのとでは、心持が違うかもしれません。

「なぜ、自分が得も知れない不安感に襲われるのか…」
このようなことを心の隅に置いておくと、底なしの不安感を少しでも回避できるかもしれませんし、
「〇〇と同じような事象や人」が自分を不安にさせていることに気付くだけでも、得も知れないものから解放されるかもしれません。

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