五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

嵐の江の島で考えた

2012年02月08日 | 第2章 五感と体感
昨日は、2012年腰越勉強会の第一回目でした。腰越では、鎌倉や藤沢周辺の方々を対象にこじんまりと始め、今年で7年目となりました。

落ち着いた雰囲気と贅沢な空間と穏やかな交流は、平素の生活のちょっとした深呼吸になるかもしれません。
世話人のお人柄に惚れている方も多いかもしれません。

ともかく、昨日ものんびりとした午後のひと時を「自分が何か欠けているとしたら、もしくは自分に反省があるとしたら、それをどのようにしていきたいか」ということを副題に、「自分は何のために生きているのか」というテーマをじっくりと語り合いました。

心理療法の勉強会ではありますが、現生人類の普遍的なテーマを思索する時間に留まることは、学びの基本だと思います。

自分の解釈が鋼(ハガネ)のようであれば、これほど辛いものはありません。
かといって、哲学的な問いを考えたことのない人生も、損な気がします。

湧き出した感情や体験したことで悩み苦しみ、そこから解決策を見い出し、解釈を変えながら生き延びてゆくことは、人が螺旋状に昇っていくために与えられた本質そのものかもしれないと思います。

「私は、何のために生きているのか」という問いを何年も、意識し思索しているにも関わらず、私自身、確定的な答えはありません。
でも、いずれ死んでいく私を思い浮かべ、「ああ、こんな人生だったのね。。。と、自分の人生をありのまま受容できるくらいになるための修業」が私の生きる意味なのかな、と云う思いが私の頭にいつも思い浮かぶので、きっと私の答えはおぼろげながらもそうなのかな、と解釈しています。

「生き甲斐の積み重ねが、自分が生きることの意味を感じさせてくれる」というのも、私が自分に感じる真実(リアリティ)なのです。

津波で破壊された山元町の土地に立ち、ますますその思いが強くなったかもしれません。

物は儚いものでも、魂の触れ合いは永遠の喜びに繋がることも私の感じている私の真実です。

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