五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自己カウンセリング6「自分の身を自分で守る」

2011年03月21日 | 第2章 五感と体感
震災11日目です。

そろそろ電話やインターネットがスムーズに使えるようになり、情報の伝達、収集ツールに対するストレスは減ってこられたかと思います。

でも、そこで始まるのは、無駄な情報、恐怖感を増長させる情報、知り合いの知り合いがどうだこうだ、、、という自分とは直接関わりの無い情報に翻弄される、という現象です。

それと、気になるのは、余計なおせっかいです。

だいたい、私がこういうことを書いていること自体おせっかいなことかもしれませんが。

たくさんの仕事をいくつも抱えざる得ない私に、「あなたはこの仕事が好きなのよね!」とニコニコと云ってこられる方に心の中では、「あんたには言われたくないぜ!」と思うのと同じだと思っています。

今、これ以上、頑張れないくらい頑張っている自分に「頑張ってね!踏ん張ってね!」とも言われたくないです。

それよりも、頑張っている自分をねぎらってくれる言葉のほうが身に沁みます。「ほんとうに、頑張っているね。。。」
そう言われるほうが、自分を肯定されているようで嬉しいものです。

もうひとつ、気になる言葉掛けがあります。被災地、または避難され疎開先に居らっしゃる方々は、どんなに明るい言葉を発していても緊張状態の中に居らっしゃいます。その方々に向かって、「充分休養してください。」という言葉ほど残酷なものはないと思います。そんなこと、言われている人は充分に承知です。
返って、今の自分を否定されたような感情になっていきます。

へたな言葉掛けをするよりも、ロジャーズの6条件を満たしていきましょう。(ブログ自己カウンセリングに書いてあります。)

私の経験から、多大なストレスを経験している時は、人の言葉に敏感になります。

さて、
「人は自分の成りたい自分になる」そうです。そして、答えは必ず自分の内にあります。

どの情報が自分のために必要なのか?
どの言葉を心に響かせて生きていくのか?

それらを取捨選択するのも自分自身です。

他人から言われたくはありません。それが自立する人の成りだと思います。

良くなる方向に向かうのは人だけではありません。万物すべてのものが良くなる方向に向かっていきます。でも、その「良くなる方向」には個人差があること、温度差があることを忘れてはならないようです。人によっては向かう方向が違う人がいることも忘れてはなりません。

自分や家族に表出される身体症状に意識を傾け、点検しながら、日々過ごすことが今大事なことかもしれません。

おまけ:
身体症状ー「眠れない」「動悸がする」「持病が悪化する」「チックが出る」「茫然としたまま動けない」「言葉が出ない」「自然と涙が出る」」「胃が痛い」「頭が痛い」
精神的な不安感ー「ふと恐怖感に襲われる」「底なしの虚無感に襲われる」「一人で居るのが怖い」「暗闇が怖い」
私自身の過去の経験による身体症状や精神的なストレスによる未曾有の不安感を書いてみました。一人の人間だけでも、いっときにこれだけの経験をしています。

特に自分の状態を意識化できないお子様は、お母さんが観察してください

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