五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自己カウンセリング5「感情の整理」

2011年03月19日 | 第1章 意識と知覚
昨日の書いた傾聴について、もう少し解りやすく書きます。

悲しい、

怖い、

もうダメだ、

どうしていいのかわからない、

まだまだ混乱してる、

緊張が続いてる

不安感の感情を吐露している人の言葉をそのまま受容してください。これらの否定的な言葉を肯定的な言葉で言葉掛けする必要はありません。

「悲しい」「悲しい…」

「怖い」「怖い…」

「もうダメだ」「もうダメ…」

「どうしていいのかわからない」「どうしていいのかわからない…」

「まだまだ混乱している」「まだまだ混乱している…」

「緊張が続いている」「緊張が続いている…」

傾聴者は、クライエントの言葉を反復します。

そうすると、自分が話した言葉を客観的に聴くことができる日が訪れてきます。

一週間経ちました。

そろそろ自分の感情を意識化できる人はできてくると思います。

昨日私の仙台の市街地に住む義従姉と電話で話しました。
今日から水道が使えるようになり、テレビもようやく見ることができるようになり、自分の住んでいる間近での状況の映像を数日前に初めて見てたそうです。「今は精神的には緊張状態が続いているし余震が怖い」とのこと。こうも言っていました。「東京は大変そうね」と。

自分は、今、緊張状態の中にあることを意識できている義従姉に私は安心しました。

見えない不安感は、不安感を増長していきます。
自分にとって、どこまで関わるか。自分が関係するどの人までを心配するか。もし、その分別が出来ていない人が身近にいらっしゃいましたら、その方の不安感を傾聴してください。

情報の整理は、感情の整理から始まります。

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