五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

傾聴する意味

2010年07月14日 | 第2章 五感と体感
昨日の腰越勉強会では前期のまとめとして「何のために傾聴するのか」というテーマの勉強会でした。皆様お疲れ様でした。
講座に出席された皆様の思いや感情を拝聴しつつ、私を含めてそれぞれの個性から湧きだす言葉に「個性の美」を感じずにはいられませんでした。

湧きだす感情には深い深い意味があります。

その湧きだす感情を携えながら「私」という「個人」は、それぞれの解釈をし、それぞれの道を探り出し、それぞれの答えを見出していきます。

人の本質は「不安」です。
不安感が無くては、多分生き抜いていけないでしょう。
不安があるからこそ、自分にとって安全な道を選択するのですから。
でも、自分にとって安全であろう道の選択も、あたなと私では違います。

選択に違いはあっても「安心感」「不安感」という普遍的な感情の体感や感覚は何故か同じなのです。
○さんは右を選択することで自分の内に答えを見出します。
△さんは左を選択することで自分の内に答えを見出します。

答えは悩んでいる方の内に宿っています。

…昨日家に帰ると一通の招待状が届いていました。筋委縮症の友人が立ち上げた会社のイベントの案内でした。湧きだす感情から導き出した彼女の選択と行動、そこから私の感情に躍動感をもたらしてくれました。

人の内に潜む「感情を聴く」ことが傾聴だと思います。ここれ今一度、「話を聞くこと」との違いを考えてみるのもよいかもしれません。

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