昨日の続きです。
江戸時代の主屋から、明治大正時代に移ります。
主屋から書院へ
障子に、柱に、濡れ縁越しのススキ。“わび”と“さび”の風景です。
この太鼓の渡り廊下は最近のものです。思い出します、母の実家の寺にも、むかし、庫裡と本堂を繋ぐ太鼓の渡り廊下がありました。
“月波楼”だそうです。月波楼と云えば、あの、世界に誇る“桂離宮”です。坂野さんも、かなり、大きくでたものです。
でも、もしかして、“月波楼(げっぱろう)”と読むのでは洒落にならないと、文人として来客に謙遜しつつ、「つきなみろう」と云って笑いをとっていたのかもねェ。
渡り廊下の先の壁際にはオルガンです。新しいモノは好きなようです。
立派なお部屋です。
天井にも飾り細工を施しています。
あかり取りに、
違い棚に、書院に、
こちらは、庭の眺め。
あちらには、女性のグループ。
こちらは北側の廊下です。うす暗い湿っぽさが懐かしい。
書院の欄間。
奥は、手水場です。この感じ、母の実家の風景を思いだします。夏になると、こんな廊下に座って、スイカやトウモロコシや真桑瓜を食べたものです、薄っすらと手水場の臭いが漂っていました。
廊下の灯りもこんな風。
タイル張りで、当時としてはかなり洒落ていたのでしょう。
唐傘天井だそうです。いろいろ凝っているのです。
薄暗い廊下の、古びた戸を開けると、ビックリです! 明るく輝く、最新鋭のトイレが出現したのです。
実は、この月波楼、一部屋一時間千円を払うと、会合などに使用できるのです。常総市の指定文化財ですから、使用目的はそれなりに限定されると思います。会合などでは、トイレはとても重要です。
まだ、まだ、坂野家住宅の見学は続きます。
それでは、また明日。
江戸時代の主屋から、明治大正時代に移ります。
主屋から書院へ
障子に、柱に、濡れ縁越しのススキ。“わび”と“さび”の風景です。
この太鼓の渡り廊下は最近のものです。思い出します、母の実家の寺にも、むかし、庫裡と本堂を繋ぐ太鼓の渡り廊下がありました。
“月波楼”だそうです。月波楼と云えば、あの、世界に誇る“桂離宮”です。坂野さんも、かなり、大きくでたものです。
でも、もしかして、“月波楼(げっぱろう)”と読むのでは洒落にならないと、文人として来客に謙遜しつつ、「つきなみろう」と云って笑いをとっていたのかもねェ。
渡り廊下の先の壁際にはオルガンです。新しいモノは好きなようです。
立派なお部屋です。
天井にも飾り細工を施しています。
あかり取りに、
違い棚に、書院に、
こちらは、庭の眺め。
あちらには、女性のグループ。
こちらは北側の廊下です。うす暗い湿っぽさが懐かしい。
書院の欄間。
奥は、手水場です。この感じ、母の実家の風景を思いだします。夏になると、こんな廊下に座って、スイカやトウモロコシや真桑瓜を食べたものです、薄っすらと手水場の臭いが漂っていました。
廊下の灯りもこんな風。
タイル張りで、当時としてはかなり洒落ていたのでしょう。
唐傘天井だそうです。いろいろ凝っているのです。
薄暗い廊下の、古びた戸を開けると、ビックリです! 明るく輝く、最新鋭のトイレが出現したのです。
実は、この月波楼、一部屋一時間千円を払うと、会合などに使用できるのです。常総市の指定文化財ですから、使用目的はそれなりに限定されると思います。会合などでは、トイレはとても重要です。
まだ、まだ、坂野家住宅の見学は続きます。
それでは、また明日。