歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

⑧野田市民会館も博物館もキッコーマン!

2007年08月10日 | 街の風景
昨日の続きです。

予想外だった野田駅から、一旦、愛宕駅方向に戻り、もう一つの「お醤油屋さん」の「キノエネ醤油」に向かうことにしました。

来た路を引き返すのは面白くないので、勘を頼りに愛宕方向と思われ方角に向かい歩き始めました。

路地を歩いていると、学校の校舎の様な建物が見えてきました。


ここも、やっぱりキッコーマンでした。それにしてもキッコーマンは「地味」です。意識して目立たないようにしているのでしょうか?



この雰囲気では、研究開発の発想が「地味」になりそうです。キッコーマンの企業体質は「地味・堅実・目立たない」そして、利益は「密かに・確実に」何て事何でしょうか?

それにしては本社の「ガラスビル」は目立ちます。もしかして、あのデザインは、現在の社長牛久 崇司さんの方針でしょうか? 

2004年に創業家以外から初めての社長就任となったことで、創業家の「これまでの経営」から、新社長の「これからの経営」への、シンボルなのでしょうか?

少し脇道に逸れてしまいました。

兎に角、そんなこんなで、地味な建物の脇道を抜けて行ったらところで、これまでとは異なる風景が現れました。


高価なベンガラ入りの漆喰壁が続いています。どなたか?お金持ちの邸宅のようです。

立派な瓦葺きの門、「野田市郷土博物館」とありました。こんな所に、こんな博物館があったのです。


中に入り、辺りをゆっくりと見回しました。正面には玄関があります。


右手には庭に続く門。


左手、この建物が博物館のようです。それでは正面の建物は何なの?


ここは先ず、庭先から攻めてみようと、庭に通ずる門に向かいました。


門の脇に説明書きあり、やっぱりここも「キッコーマン」だったのです。創業家のお屋敷の「一部」だったのです。

この建物は、歴史的建造物として見学するだけではなく、現役の「市民会館」として今でも使われているようです。



広大な庭に、大きく立派建物、大正13年に建てられたとあります。野田醤油株式会社が設立されてから7年後です。醤油屋さんは「確実」に儲かるようです。

税金対策とは云え、市に全て寄付したのですから「茂木家は太っ腹」と、思ったら、良く読むと、茂木家から野田醤油(株)に所有権を移転し、その後、野田市に寄付されていました。

茂木家はそれなりに「堅実」なようです。それにしても、野田は博物館もキッコーマンでした。

博物館の方も「無料」です。野田市も太っ腹です。キッコーマンから税金が沢山入ってくるのでしょう。

さあ。これから、お屋敷の内部を見て回ります。広いですし、お金持ちだったので内部にはいろいろと面白いものがありそうです。


その話しは次回までのお楽しみ!


それではまた明日。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ⑦野田駅はキッコーマンの貨物... | トップ | ⑨野田市「茂木佐平治さんの家... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

街の風景」カテゴリの最新記事