歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“ぬるい”と“あたたかい”は何故?同じなの?

2012年10月31日 | その他
以前にも、ちょっこっと触れたのですが、最近は、何故か、熱くないコヒーをストローで啜っています。

コーヒーは、夏は氷を入れて、冷く、冷たく、冷やしたものより、少し温度が冷たいより上の“ナマぬるい”くらいが美味く感じるようになりました。

そして、秋に入って、熱い、熱いコーヒーよりも、少し冷めて温度が下がった“ナマあたたかい”くらいが美味しく感じるのです。

夏の終わりから、秋にかけては、暑くも無く、寒くもなく、ある意味で中途半端な、“ヌルイ”と云うか、アタタカイと云うか、そんな季節なのです。

それで、“ヌルイ”と“アタタカイ”の漢字表記ですが、“ヌルイ”も「温い」とか「緩い」と書き、“アタタカイ”も「温かい」とか「暖かい」となるのです。

わたしの感覚としては、“ヌルイ”と“アタタカイ”が同じ漢字表記では、温度的な“感じ”として、どうも、しっくりこないのです。

「ヌルイ」は期待していた温度より“下がった”状態で、期待を裏切った、とても否定的な表現として使うものと思います。

“アタタカイ”は、どちらかと云えば肯定的な表現で、今日は“アタタカク”て“ヨカッタ!”と繋がるのです。ヌルイの後に“ヨカッタ!”は来ないのです。

熱いと期待したのに“温度が下”がって、あまり熱くないのが“ヌルイ”で、冷たと期待したのに、温度が上がっていて、ナマアタタカイと云う、表現になると思います。

「ヌルイとアタタカイ」の前に、“ナマ”が付くと、ナマヌルイ、ナマアタタカイとなり、また微妙に温度感が変化し、どちらも否定的な表現となります。

そんな、いろいろな温度感覚の、ヌルイ、なまヌルイ、アタタカイ、なまアタタカイ、の、漢字がみんな同じでは、どうも、温度の“感じ”しっくりしません。

コーヒーをストローで啜りつつ、いろいろと、ぼんやりと思いを巡らせていたら、何だか、いろいろ“こんがらかって”しまいました。

“アタタカイ”と“なまアタタカイ”のとは、どっちが温度は高いの?

“ヌルイ”と“なまヌルイ”とでは、どっちが温度が低いの?

アタタカイ、なまアタタカイ、ヌルイ、なまヌルイ、この温度表現を、温度の高い順から、または、低い順から並べると、いったいどうなるの?


・・・・・・、兎に角、本日は、生温い、生緩い、お話でした。


それでは、また。


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