今年は暑い、今日もまた暑い、そして、そして、“尖閣諸島”も熱い、竹島も熱い。
4月20日のブログで、“石原知事の尖閣諸島買い上げ発言”に触れて、『中国を刺激して、緊張感を煽り、対決姿勢を強めることで、国内体制を再編する・・・・・と考えている?のかも』と、書きましたが、事態はその方向で進んでいるようです。
今回の“尖閣問題騒動”は、石原都知事が“スイッチを押した”のです。彼の思惑どおりに事態は進行しています。
誰かが、スイッチを押せば、発火し燃え広がる下地は充分過ぎるほどあったのです。
これまで、中国は経済の急成長で大国意識が強まり、軍事力を強化し周辺地域への圧力を強めて来ました。
でも、しかし、いま輸出依存の経済成長も停滞期、国内の格差拡大、共産党一党支配の矛盾も露呈し、いまや、かなりの曲がり角。
1990年代の“愛国教育”と云うか、“反日教育”と云うか、その結果、若い世代の“反日意識”と、それに加えて“大国意識”と“反共産党意識”が、絡み合い、統制が非常にムズカシイ状況になっているようです。
現在の中国は“改革開放派”が主導権を持ち、経済優先で来ましたが、改革開放による果実は、ほんの一握り“1%”の人達だけが受け取り、残りの99%は、改革開放の滓を手にしたのです。“1対99”なのです。
グローバル経済の矛盾は、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、まさに、グローバル。
東西対立、冷戦の危機が去ったと思っていたら、資本主義の、企業の、自由競争の、利益拡大の、手段を選ばずの、人権無視の、やりたい放題で、世界は新たな危機に突入したのです。
そして、我が日本国、停滞の空白の20年、そして、遂に、経済力も中国に抜かれ、格差拡大で、日本も“1対99”の矛盾。
それに加えて、大震災、大津波、原発の爆発、この先、東海、東南海、南海の三連動の大地震とか、首都直下型の大地震とか、富士山の大噴火とか、お先真っ暗。
そして、世界中で、アジアで、中国で、韓国で、日本で、いろいろなところで、いろいろな人が、“スイッチを押した”のです。
戦争は悲惨です!残酷です!反対です! 何て声は、具体的に、尖閣で、中国と武力衝突が起きたとき、街頭で、官邸の前で、戦争反対の声を叫ぶことが可能とは、とても思えない状況のような・・・・・・。
日本でも、中国でも、国民は拳を振りあげ、今こそ闘いの時と、政府の弱腰を糾弾し、燃え上がる・・・かなり濃厚です。
互いの、優越感と、劣等感と、鬱積した不満と、将来への絶望感から、一時的な開放感、高揚感に酔いしれたい願望・・・・、戦争は、もう、すぐ、目の前に・・・。
“そんな馬鹿な!互い何の利益にならない! 何て思うかも知れませんが、過去にも、勝ち目のない、利益のない、戦争をした国は、世界中にありますし、日本もついこの間、やりました。
人間は利益だけではなく、名誉の為とか、自由の為とか、平和の為とか、国家・国体の為とか、思想の為とか、と云って、戦争をするのです。
人間には知恵があり、知恵があるために、戦争への理屈を考えるのです。戦争をしない知恵はいつも負けています。
国家間の紛争は、武力を持って居る限り、戦争で解決する方法が選択されます。でも、世界のすべての国が、武力を放棄する何て、あと、何百年、何千年、何万年も先のことでしょう。
何か、画期的な発明・発見があり、水も、食料も、エネルギーも、誰もが、無地蔵に使え、人種や民族の間に、格差が無くなり、みんなが争うこと無く、ノンビリ暮らせる世の中になれば・・・・・・。
でも、そんな世の中になったら、みんな“馬鹿”になる? でも、馬鹿になっても、平和の方が・・・、でも、平和は退屈と思う人達が現れる危険性も・・・・・・。
兎に角、最近の、日本と、中国と、そして、韓国との、関係は、相当に危険な状態です。偶発的にも、戦端が開かれたら、もう、行き着くところまで、行ってしまいそうです。
石原都知事は、地域を限定した武力衝突で、全面戦争の一歩手前で「寸止め」し、日本の国内体制を全面的に造りかえようと思っているのでしょう。
一歩手前の「寸止め」は、かなり、かなり、危険な博打です。
悲しいことに、平穏な時に、感情的に、一般的に、戦争に反対はできるのですが、いざ、具体的に、目の前に、戦争が起きそうな事態になったなら、これは、もう、本当に、相当に、難しいのです。
中国も、日本も、政権としては、戦争は極力避けようとしているようですが、国民の感情に引っ張られるのです。
そして、そして、国民の感情に火を着けているのが、テレビ、新聞、週刊誌です。兎に角、“面白可笑しく”対立を煽っているのです。
ホントに、15年戦争が、何故避けられず、何故始まってしまったのか、いま、やっと、判る今日この頃です。
ホントに、今日も、暑い!
それでは、また。
4月20日のブログで、“石原知事の尖閣諸島買い上げ発言”に触れて、『中国を刺激して、緊張感を煽り、対決姿勢を強めることで、国内体制を再編する・・・・・と考えている?のかも』と、書きましたが、事態はその方向で進んでいるようです。
今回の“尖閣問題騒動”は、石原都知事が“スイッチを押した”のです。彼の思惑どおりに事態は進行しています。
誰かが、スイッチを押せば、発火し燃え広がる下地は充分過ぎるほどあったのです。
これまで、中国は経済の急成長で大国意識が強まり、軍事力を強化し周辺地域への圧力を強めて来ました。
でも、しかし、いま輸出依存の経済成長も停滞期、国内の格差拡大、共産党一党支配の矛盾も露呈し、いまや、かなりの曲がり角。
1990年代の“愛国教育”と云うか、“反日教育”と云うか、その結果、若い世代の“反日意識”と、それに加えて“大国意識”と“反共産党意識”が、絡み合い、統制が非常にムズカシイ状況になっているようです。
現在の中国は“改革開放派”が主導権を持ち、経済優先で来ましたが、改革開放による果実は、ほんの一握り“1%”の人達だけが受け取り、残りの99%は、改革開放の滓を手にしたのです。“1対99”なのです。
グローバル経済の矛盾は、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、まさに、グローバル。
東西対立、冷戦の危機が去ったと思っていたら、資本主義の、企業の、自由競争の、利益拡大の、手段を選ばずの、人権無視の、やりたい放題で、世界は新たな危機に突入したのです。
そして、我が日本国、停滞の空白の20年、そして、遂に、経済力も中国に抜かれ、格差拡大で、日本も“1対99”の矛盾。
それに加えて、大震災、大津波、原発の爆発、この先、東海、東南海、南海の三連動の大地震とか、首都直下型の大地震とか、富士山の大噴火とか、お先真っ暗。
そして、世界中で、アジアで、中国で、韓国で、日本で、いろいろなところで、いろいろな人が、“スイッチを押した”のです。
戦争は悲惨です!残酷です!反対です! 何て声は、具体的に、尖閣で、中国と武力衝突が起きたとき、街頭で、官邸の前で、戦争反対の声を叫ぶことが可能とは、とても思えない状況のような・・・・・・。
日本でも、中国でも、国民は拳を振りあげ、今こそ闘いの時と、政府の弱腰を糾弾し、燃え上がる・・・かなり濃厚です。
互いの、優越感と、劣等感と、鬱積した不満と、将来への絶望感から、一時的な開放感、高揚感に酔いしれたい願望・・・・、戦争は、もう、すぐ、目の前に・・・。
“そんな馬鹿な!互い何の利益にならない! 何て思うかも知れませんが、過去にも、勝ち目のない、利益のない、戦争をした国は、世界中にありますし、日本もついこの間、やりました。
人間は利益だけではなく、名誉の為とか、自由の為とか、平和の為とか、国家・国体の為とか、思想の為とか、と云って、戦争をするのです。
人間には知恵があり、知恵があるために、戦争への理屈を考えるのです。戦争をしない知恵はいつも負けています。
国家間の紛争は、武力を持って居る限り、戦争で解決する方法が選択されます。でも、世界のすべての国が、武力を放棄する何て、あと、何百年、何千年、何万年も先のことでしょう。
何か、画期的な発明・発見があり、水も、食料も、エネルギーも、誰もが、無地蔵に使え、人種や民族の間に、格差が無くなり、みんなが争うこと無く、ノンビリ暮らせる世の中になれば・・・・・・。
でも、そんな世の中になったら、みんな“馬鹿”になる? でも、馬鹿になっても、平和の方が・・・、でも、平和は退屈と思う人達が現れる危険性も・・・・・・。
兎に角、最近の、日本と、中国と、そして、韓国との、関係は、相当に危険な状態です。偶発的にも、戦端が開かれたら、もう、行き着くところまで、行ってしまいそうです。
石原都知事は、地域を限定した武力衝突で、全面戦争の一歩手前で「寸止め」し、日本の国内体制を全面的に造りかえようと思っているのでしょう。
一歩手前の「寸止め」は、かなり、かなり、危険な博打です。
悲しいことに、平穏な時に、感情的に、一般的に、戦争に反対はできるのですが、いざ、具体的に、目の前に、戦争が起きそうな事態になったなら、これは、もう、本当に、相当に、難しいのです。
中国も、日本も、政権としては、戦争は極力避けようとしているようですが、国民の感情に引っ張られるのです。
そして、そして、国民の感情に火を着けているのが、テレビ、新聞、週刊誌です。兎に角、“面白可笑しく”対立を煽っているのです。
ホントに、15年戦争が、何故避けられず、何故始まってしまったのか、いま、やっと、判る今日この頃です。
ホントに、今日も、暑い!
それでは、また。