歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

新潟市⑭ 湊町通り干し大根の哀愁

2012年02月20日 | 旅の話し
先週からの続きです。

4日ぶりの新潟市内歩きのお話です。

そして、今日で最終回です。14回目で終わるのは、何となく切りが良くないと思うのです。でも、前回は第四(し)銀行でしたので、これでお“し”まいです。

それで“みなとぴあ”ですが、博物館の本館と税関庁舎は、残念ですが時間がないので、外観だけを眺めて、また今度と云うことにしました。

これから、ホテルに戻り、帰路にに着くのです。ホテルへの道は、勘を頼りに歩きます。ホントは、気の向くまま、脚の向くまま、裏通りを漂いたかったのですが、連れも居るし、時間も無いし、最短コースを辿ることにしました。

“みなとぴあ”を後にします。さよなら、又、来ます


税関庁舎のてっぺんが見えます。


兎に角、こっちの方と、歩きます。


“おばあちゃんの居る風景”好きです。


“赤屋根銀バス”とは異なる外観のバスを発見。地味な通りに派手なバス。


ありました! こういう木造板張りの外観がとても好きなのです。工場のような、倉庫のような、風に、雨に、雪に、陽に晒されて、灰汁がが抜け、味わいが出てくるのです。


木造瓦葺き、今は使われていない明かり取り、鉄格子、白漆喰、はめ殺し?


この晒され、打たれ、朽ちていく色合いが懐かしい。


今日はひとり歩きではありません。あまりのんびり眺めていられないのです。

路面に、湊町通りの標識を発見。


湊町51番地なのでしょうか。“港町13番地”は“ひばり”です。


小さな八百屋さんの軒先に、


大根のようです。


こちらは、まだ水分が、


右側の大根が、風にさらされ、陽に晒されて、左側のように干し上がるのでしょう。この完成品?は売り物?それとも、自家消費分ですか? これは何と云うものなの?どうやって食べるの? 切り干し大根は知っていますが、丸干し大根に近い切断具合は?沢庵漬け用にも見えません。


商品のディスプレーがイイ感じです。


はじめて町、はじめて裏通り、小さな八百屋さん、人知れず? 軒先で、ひっそりと干される大根たち、こんな新潟の風景が、とても、とても、イイのです。


こちらの大根たちは、まだ、まだ、みずみずしく元気そうですが、そのうち、いつの日か干からびてしまうのです。干し大根は北の町の哀愁です。


尖り屋根がランドマークです。あちらの方向に目指すホテルがあります。


あれが“ラフォーレ原宿”のビル? しかし、その名を、見て聞いて驚きました。


兎に角、尖り屋根を頼りに、ホテルに到着。駐車タワーから車を出して駐車料金500円を払い、1時過ぎに新潟を後にしたのでした。我が家に到着したのが6時過ぎ。

やっぱり、還暦過ぎのオジサンには、地図で見ていた時よりも、新潟は遠かったです。

一泊二日の新潟旅行。もっと、もっと、見たかった、歩きたかった、今考えると何で、もう一泊しなかったのか悔やまれます。

今度は、本町も、新町も、古町も、東掘通りも、西掘通りも、川端も、白山公園も、いろいろ歩いて見たいし、タレカツ丼も、イタリアンも食べたいのです。

そして、フェリーで佐渡島にも・・・・・・。

まあ、次の楽しみです。

ホント、いつか、きっとです。


これで、新潟のお話は、お終い。


それでは、また。

コメント (6)
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