歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

新潟市⑬ “おおさど丸”が半回転します

2012年02月16日 | 旅の話し
昨日の続きです。

奥のテーブルに座ります。

着席して四方を眺めると、写真を見て抱いていたイメージより、こぢんまり感があります。


いつの間にか、ビジネスマン風の男が二人、テーブルを一つ隔て先で仕事話しをしていました。


天井など眺めていると、先ずは、


オードブル、


そして、スープ、


そしてメインディシュ、私は“山形庄内豚のソテー シェリービネガーソース”で¥2,100

※食べ始めてから撮り忘れに気付いたので、とっちらかっています。

連れは“真鯛とホタテ貝のソテーエピス風味のアメリケーヌソース”で¥2,300


食事をしていると、連れが窓の方を指さして「船がァ!」と小さく叫んだのです。ふり返り窓の外を見ると、大きな、大きな、船が、ゆっくり、ゆっくりと入港して来るのが見えたのです。佐渡汽船のカーフェリーです。

船が見えた途端、何だか、落ち着かないのです。早く外に出て、船を見なければ・・・・・・なのです。

デザート、


そして、最後のコーヒー。


そうでした、ランチのお味ですが、銀行建築の重厚な存在感には、相当な料理でなければ負けてしまうのです。ここは、料理の味を楽しむと云うより、食事の雰囲気を楽しむ場所なのでした。

銀行建築に気を取られ、カーフェリーに気を取られ、料理には集中できないまま、ランチは終了しました。まあ、素材、味付け、器、盛りつけ、サービス、価格、フツウのランチでした。

兎に角、外へ出て、カーフェリーです。先ほど芝生で戯れていた親子とは別の、


カワイイ女の子がママと“お船”を眺めています。久しぶりに見る大型船に興奮します。


早いです、もう、出航です。船首を海に向けるのです。その場で180度回転するのです。これは初めて見ます。


ホントに、ホントに、間近で見ると、大きいのです。


“おおさど丸”です。


連れも、間近で大型船を見るのは初めてと云って多少興奮気味です。


こちらは、パパと兄妹。


子供は船を見ると、手を振るのです。還暦を過ぎたオジサンも振りたかったのですが、チョット気恥ずかしいので止めました。


日本海に向かって進む船を見送りながら、いつの日にか、きっと、あの船に乗り、佐渡へ渡って見ようと思ったのでした。


昨日は、“日本海に沈む夕陽”に感動し、今朝は“C57ぼんえつ物語”の汽笛に驚き、そして、今、“おおさど丸”を見送り、佐渡への旅を、連れと誓い合ったり・・・・・・。

一泊二日の短い旅でしたが、夕陽に、蒸気機関車に、大型カーフェリーに、そして、それなりに美味しい料理を頂き、それに、新潟市の運転マナーの良さを目にして、なかなか、良い旅でした。

何て、綴っていると、これで、新潟旅行話しも、最終回の雰囲気になって来ましたが、何故か、まだ、あと、1回あるのです。


こっちこそ!新潟の町と云うか、これぞ!新潟の町と云うか、そんな写真が未だ残っているのです。わたしとしては、こんな風景の方が、とても、とても、好きなのです。


それでは、また。

コメント
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