歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

③外苑軟式球場は年間3千万ですか?

2011年10月14日 | 東京の風景
昨日の続きです。

銀杏並木の突き当たりに“絵画館”が見えて来ました。


ココに来て始めて判ったのです。銀杏並木は絵画館の前まで通じていなかったのです。軟式野球場が行く手を阻んでいたのです。


いままで、ずっと、ずっと、軟式野球場は並木の両側にあるとばかり思い込んでいました。世の中、その場所に行き自分の眼で確かめないと、いろいろ誤解をしていることがかなり有りそうです。現場を踏むのが大切です!事件は現場で起きているのです?

銀杏並木から絵画館へは、左に行くか、右に行くか、どちらからか迂回しないと到達しません。私達は左りを選択しました。左に行くことは、右回り?で、ナチュラルターン?と云うこと? 何か変?ですね。 


神宮球場の“スコアーボード(そう云うんでしたっけ?)”が見えて来ました。


何か、歩道にベタベタと、何やら怪しいモノが貼ってあるのです。


見ると、本日の「ヤクルト対広島戦」の場所取りでした。プロ野球はスポーツニュースで結果を見る程度の関心です。球場の外では試合前から、ファン達が、こんな光景を繰り広げていたとは、まったく知りませんでした。やっぱり、現場に行かないと判らないのです。


ヤクルトは終盤になって完全に息切れしてしまいました。中日の経営陣の「落合切り」の発表タイミングは、とても、とても、正しかったようです。優勝した後では、とても、とても、でしたからね。

昼間は六大学のリーグ戦?をやっているようです。時折、応援の歓声が聞こえて来ました。


向こうに見えるのが国立競技場です。“乗り方教室”は、もちろん自転車です。


左に入るとこんなお店がありました。


とても、とても、庶民的メニューで、庶民的価格で、いろいろと食べ物を提供していました。こういうお店もあるのです。


グランドから銀杏並木方面を眺めます。都心の、一等地の、草野球場です。ここは草野球のメッカなのです。草野球をやる人は、いつか、きっと、神宮外苑なのです。


グランドは6面あり、2時間単位で借りられるのです。


平日が2時間で“1万円”で、土日休日は“1万5千円”(人口芝は少しお高くなります)だそうです。平日として1試合で一万円だと、2チームで試合ですから、まあ、フツウでも各チームは最低でも10人として、2チームで20人ですから、1万円を20人で割ると一人5百円、2時間たっぷり遊んで5百円はかなりお安いです。

6時から4時までとして、5回転の6面ですから、5×6×1ですから、一日で30万円の稼ぎで、稼働日を年間350日とすると、まあ、約3千万円の稼ぎです。

もし、ここに貸しビルを建てたら、家賃収入は年間で何十億円でしようか? 

何か、とても、とても、意味のないことを計算してしまいました。都心でこの空間、見ていると、つい、くだらないことを考えてしまいます。

それにしても、この土地、明治神宮の所有ですよね? 国立競技場も、神宮球場も、明治記念館も、絵画館も、都心の一等地で、これはスゴイ事ですね。

下世話な事から、キレイサッパリ離れて、気分を新たに、絵画館に向かいます。階段を上がると前庭に出ます。


今日はここまでとします。


それでは、また来週。


コメント
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