歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

茨城県立歴史館で千波湖の謎が?

2009年07月31日 | 街の風景
昨日の続きです。

ゆったり、ゆっくりの朝食を終え、部屋に戻り、ベットに横になり、テレビを眺めながら、今日の予定をボンヤリ考えてみたり・・・・・・。

高速を使わないで、海岸縁を走り海を眺めながらゆっくり帰るとか、それとも、美術館、博物館、芸術館を覗いてみるとか・・・・・・。

二人で何となく、テレビの画面に視線を送りつつ、今日の予定を考えていたりしたのです。テレビの気象情報から、今日も、気温が高く、湿度も高く、蒸し暑くなると聞いて、海岸コースはやめにしました。

博物館か、美術館か、芸術館か、そこらへんをと考えていたら、以前歩いた「水海道」の「昔の小学校」が、この水戸の“博物館”に移築されていることを、思い出したのです。

時間も10時をすこし過ぎ、そろそろ出掛けるかと、フロントに向かいました。そこで、博物館の所在を確認すると、

“徳川博物館”ですか?と聞かれ、

“いや違うの、普通の博物館なんですけど・・・”と云うと、

フロントの女性は、“フツーの博物館ですか?すこしお待ち下さい、資料を探して参ります”と云って、奥の事務所に入って行きました。

数分して戻って来て、これでしょうか?と、“茨城県立歴史館”のパンフレットを示しました。広げて見ると、“旧水海道小学校本館”が写真入りで載っていました。博物館ではなく、歴史館だったのです。

パンフレットを貰い、市内の観光スポット地図で場所の説明を受け、いざ出発です。ホテルから5~6分の距離です。

迷うことなく歴史館に到着。駐車場の入り口には守衛所があり、制服制帽の係り員が居たので、それなりの“入場手続き”でも?と思ったら、敬礼と、笑顔と、“いらっしゃいませ”のご挨拶で、お出迎えをしてくれたのです。

何か、朝から、とてもいい気分になりました。さい先が良さそうです。県立歴史館はいいところのようです。


でも、しかし、空は青く、雲は白く、気温は高く、湿度も高く、蒸し暑い。


入って直ぐ、左手にそれらしき建物を発見。


これです!


思い起こせば去年の2月、この案内板を見つめ、


“きっと、いつの日にか、水戸を訪れこの眼で・・・”との想いが、とうとう叶ったのでした。何て、まぁ、大げさなこともないのですが。


兎に角、それなりに見たかったのでした。


想像よりも、外観が綺麗です。


かなり修繕されているようで、外観の色具合からは、つい最近建てられた様に見えます。


内部にも入れます。


こんな感じで、


床板もピカピカ。


窓枠のカーブがとても明治。


懐かしいオルガンに蓄音機。


2階は公開していません。


もっと、じっくり、ゆっくり、内部も外部も、観察したかったのですが、暑さで、とても、とても、その気が起きません。


広い芝生の庭、木立に囲まれ、とてもいい風景のなかに建っています。


歴史館は、本館以外は無料で公開されています。広い庭はなかなかいい散歩コースです。秋は銀杏並木が綺麗に色づくそうです。


こちらが、有料150円の本館。


他に、こういう建物とか、




こんな、


茶室が建ってます。


この日は、風もなく、木陰でも、蒸し暑く、汗びっしょりで参りました。本館に入り、先ずは、冷たい物を飲み休憩。自販機が活躍していました。


内部は撮影禁止の為、写真はありません。展示内容は、よくある“歴史民俗博物館”です。

しかし、そこで、“大きな発見”をしました!

それは、水戸の名所“千波湖”の名称問題です。以前より、何故?これが“湖”なの?と、ひとり、疑問を抱き続けていたのです。

が、やっぱり、ホントは、昔“沼”だったのです!

※沼と湖の違いはご自分お調べ下さい

展示品にハッキリと、大きな文字で“千波沼”と書かれた絵地図を発見したのです。

いつの頃から?、誰が?、何の為に? 沼を、湖と、呼ばせるようにしたのか?この経緯を調査するのは、面白いかもしれません。

まぁ、わたくし以外の方にとっては、どうでもいい問題とは思います。

兎に角、この日(26日)は蒸し暑く、県立歴史館を見学後、常磐高速で真っ直ぐ家路に着いたのです。我が家には昼前に到着。

これで、区切りよく“水戸シリーズ”を終わります。


それでは、また来週。




コメント
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