歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

阿修羅像 お顔の変化はどうしてなの?

2009年07月23日 | お寺・神社
昨日の続きです。

それで、阿修羅像なんですが、「阿修羅」と云えば、先ずは「修羅」です、そして「修羅場」です。争い、闘い、戦争なのです。

でも、この阿修羅像からは、そんなイメージはまったくありません。どうしてなの? 


何故、どうして、


こんなに哀しそうな表情をした、


こんな青年のような、


阿修羅像創ったのでしょう。


やっぱり、何か、悩みがありそうです。


正面、左には、


下唇を噛んだ、10~12歳の少年が、


正面、右には、


眉頭を正面像より、より強く寄せた、14~16歳の少年が、


そして、この正面の表情は、18~20歳の青年が、


3面の表情は、眼、鼻、口、の位置関係の変化を計測するまでもなく、明らかに、成長過程を表現しています。

3面の顔、6本の腕、この阿修羅像の様式で創られた、この像は、ホントに阿修羅なの? 

制作を依頼した人の想いが、このような表情を創らせたのでしょうか?

それで、そこいら辺の事情は次回とします。


それでは、また明日。

コメント (1)
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