歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“セイタカアワダチ草”と“ガントリークレーン”が寂しい!

2008年10月29日 | 街の風景
今日から“小貝川土手シリーズ”です。

小貝川と利根川の合流地点は、その途中は、どんな風景なのか、そんな事をこの眼で確かめたいのです。

川を見ると上流も下流も気になるのです。景色を追いかけ土手をひたすら走り続け、“その先”を知りたくなるのです。

今回は下流を目指します。出発地点は常磐線藤代駅の辺りからです。当然、土手は上を走ります。上を走るには先ず、当然、土手の下から上に登ります。

こちら、人通りのまったく無い土手下の二股、分かれ道。


こんな処に、こんな石碑、“馬頭観世音”と刻まれています。馬を守る神様ですが、神のお姿では無く石にその名を刻んだ“代用神様?”

兎に角、旅の出発にあたり先ずは参拝。


土手の上に登ると風が気持ちいいです。河原には“セイタカアワダチ草”がギッシリと咲いています。

対岸には高圧送電線の鉄塔が連なっています。なかなかの景色。この日は薄曇り、静かです。


“セイタカアワダチ草”を見ると、十朱幸代の歌を想い出します。あの人が昔、こんな曲名の歌を唄っていたのです。

♪私にゃ 沖縄 遠すぎる~・・・・・・の処だけが耳に残っています。詞を探したのですが、何処にもありませんでした。残念!

土手からの景色はとても広いのです。人影はありません。


静かです、風の音だけです。


鉄塔が、ずっと、ずっと、川と平行に走っています。土手と高圧鉄塔は良く似合います。


利根川との合流地点まで4.25㎞。


防風林に囲まれた民家。懐かしく落ち着く風景。


橋が見えてきました。曇り空の下、霞んでいます。この距離で見る橋もなかなかイイです。


“鋼鉄製・溶接結合・上トラス橋” この手の橋は私的にはそう呼んでいます。


名は“たかすはし”


味わいが出るまで、相当に、時間が懸かるようです。


こんな長閑な田園地帯のこんな処に、鋼材置き場が、


赤茶けた鋼材と“ガントリークレーン”


土手の下、周囲を田圃に囲まれ、人影のない鋼材置き場。こんな風景が心に染みるのです。

う~ん。鉄錆びの匂い! 風に乗り流れてきます。

資財置き場は寂しい処に似合います。

タップリ、しっとり、寂しさを味わいます。


それでは、また明日。


コメント
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