市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

なつかしく渚に少女ゆだねむと髪絡めなば夏の匂ひす

2015-03-07 18:19:03 | Weblog


 「海の器」の装丁原案が届いた。こちらの希望を容れてくださって、とても好ましい。


 

 少女と少女と少年また青年、湘南の海と風、渚にしぶく夏の潮、秋の梢、冬の淡雪、ひろびろと豊かな緑の森や草花、そんなものをモデルにこの人たちを書いたこと、そしてちょうどそのころ夢中になってデッサンに明け暮れていたことを思い出す。

 表紙の絵はその頃描いたブーケ。

 あのころ、わたしの絵を買ってくださった、いくたりかのなつかしいひとに差し上げようと思っている。




 四月に上梓の予定。うれしい。



 そして、なつかしい思い出よりも、いつも今が一番、と言える日々を過ごしたい。






 感謝。


 









 







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 貝を剥ぐつぶやきのごと足を... | トップ | 渦潮のとどろきやまぬ身めぐ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。