雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

詩の隅の白紙と頁をひそやかにさまよふ指して家事を済ませつ

2014-09-28 16:22:37 | Weblog




  木下こうさんの歌集『体温と雨』に触れて、いろいろ感じる。もうすこしこころに寝かせて感想をまとめようと思う。


  きっと、自分の心象と響きあう部分があるので、インスパイアされるのだろう。




  


  ほんとうに、それぞれの歌集に、歌人それぞれの個性が佇んで見えるのでおもしろい。


  わたしの心の鏡のキャパシティに応じて、作家の姿が見える。


  この一首など,彼女の世界からひきだされた。


     わたくしの指は水辺の闇にあり果物籠を洗ひてもどる




  

   



  











  




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