雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

風の緒のやや緩み吹く絞らるるごとき朱夏またこの一日(ひとひ)終へ

2013-07-12 17:18:07 | Weblog


 何ほどのこともないけれど、一日が長い。また短い、あっという間、という気もする。


 四時近く、ようやくすこし暑気も穏やかになる。






 まひるは、吹きぬける風までもすさまじい。エアコンはやはり苦手なので、ほとんど使わない、使いたくない。でも、これからしばらくはそうもゆかなさそう。



 母の様子はまた安定してきたみたい。

 さまざま、独り暮らしでは、気がかりだけれど、自立して過ごしている彼女の意思には、やはり敬服している。なかなか全うできることではない、と思う。


 つかず、はなれず、ひととひととの間を測るように、親子もまた。


 母が十三弦の琴を習うのをやめてしまったらしい、というのがつくづく残念。あの琴は、それでは実家であそんでいるのかしら、などと想像して。でも、最晩年に好きなことをして過ごしているのだから、これはこれでいいんだろう、とも。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しんなりと馴れし絽織りに夏... | トップ | 蛍しのぶ虫籠のごと頬(ほ)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。