市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

けんらんと残暑凌いで緋いろなす魚鱗散るごと夕空染まる

2010-09-02 18:21:36 | Weblog

 猛暑、酷暑と、見るからに華麗な、ながい熱帯、今年。


 熱中症で倒れた方、あまた。



 亡くなられた方の中でも、独居、また貧しい高齢者の多いこと、当然とはいえ、いたましい。



 徒然草だったろうか、家居のつくりは、夏を旨とすべし。夏暑き住まいは耐え難いと。

 盆地の京都の暑さ、それこそ今昔変わらず。


 通風のよい、涼を呼び込む和の家屋ならばまだしも、現代の集合住宅、また都市環境では、空調なしで過ごすのは、ほんとにつらい。


 湘南は、ありがたいことに海からの風が、吹きぬける。それでも……。






 ……



 自分で決めた「夏休み」のあいだ、何冊か近現代の本を読んで、まだ読み足りないものもある。手にした本のどれも、予想以上に読み応えがあったのでうれしい。


 もう、あわただしく日常のサイクルにもどっているのだけれど、できるだけいろんな文章に触れるようにしようっと

 


 それにしても、ずいぶん長い間、まとまった本を読む楽しさを忘れていた、と実感。















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