市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

首伸べてほとばしるさやか白光の行くへも知れぬ星迷宮や

2008-05-27 19:28:30 | Weblog

 迷宮に。
















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2 コメント

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Unknown (玉藻の前、こと深良マユミ)
2008-05-27 22:47:15
こんばんはっ。玉藻です。
迷宮…この言葉にやけに魅せられていた時期がありました。
今でも魅惑的なコトバですが、昨今の私は、「距離」「空蝉」「をだまき」というコトバが好きです。

そうそう、さっきフランシスちゃんが、「深良マユミが来た♪」ですって
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おはようございます (雪香)
2008-05-28 08:20:43
ひとのこころは迷宮ですね。


空蝉……わたしも好きな言葉です。六歌仙のひとり、伊勢の和歌、ことに。

 うつせみの羽(は)に置く露の木隠(こがく)れてしのびしのびに濡るる袖かな


 源氏物語の空蝉、この歌にインスパイアされて書かれたのではないかしらと思うくらい、艶冶な。

 うつせみのむなしき殻を脱ぎ置きて残す匂ひのなほぞゆかしき


 わたしのへんてこな和歌。かりに、故人を偲ぶこころを。

 もちろんかりそめです。

 うつせみ、って、魂のないぬけがら、つまり肉体の意味でもありますね。

 古語はうつくしくて奥深いものが多いです。



 
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