市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

透きかげとなりしなよ竹手触れなばいきものの窪みも探らせてみむか

2008-09-11 20:43:44 | Weblog


 かぐや姫に。


 この季節、月がうつくしい。



 帝がそばにゆこうとしたら、かぐや姫は「きと影になりぬ」

 ふっと、影のように見えなくなってしまった。


 ……。


 きと影になりぬ。

 これは不思議な、曖昧な古語。

 
 
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